2025/05/17

勝ちきりたかったスコアレスドロー

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 国立での痛い敗戦を受けて臨んだAWAYでのFC IMABARI戦を苦しみながら1-0で勝利。これを受けて連勝すべく臨んだフクアリでのVEGALTA戦。連続する上位対決で雨の中でも14000人以上の観客が訪れた一戦。前半は相手のビッグチャンスをGKスアレスが悉く立ちはだかってこれを防ぐ。攻撃は前半に得たPKを横山が相手にコースを読まれて決めきれず、品田のシュートもポストを叩くなどで無得点で折り返した。

 後半、JEFのキーポイントである両サイドを封じられた中でも、和樹と椿が気を見て中に切り込むなどして工夫を見せる。椿のシュートがバーを叩くなど、あと一歩のところまで追いつめたが、この日は交代カードが効果的にハマらず、このままタイムアップ。是が非でも勝ち切りたかったゲームを0-0のスコアレスドローで終えた。

 直接対決でVEGALTAを突き放すことができなかったが、勝ち点1は何とか得た。上位チームとの差は徐々に縮まりつつあるが、元々簡単なリーグなどと誰も思っていない。次は結果が出ていないV VARENだが、『ひとつひとつ、共闘』で一戦必勝だ。

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2025/05/06

悔しい結果となった国立マッチ

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 日程のキツイAway連戦をドローで終え、迎えた国立競技場でのArdija戦。前売り時点で58000枚出ていた注目カード。お互いWEリーグクラブを持つこともあって、12時からWE、16時からJというダブルヘッダーもあり、この日は1日サッカー三昧となった。

 昼のWEリーグはJEF ladiesが先制されるも追いつき、後半の終盤に劇的ゴールで突き放すもアディショナルタイムに追いつかれて2-2のドロー。前哨戦として勝ちたい試合ではあったが、25000を超えるWEリーグ記録を打ち立てた試合としては果敢に戦っていたと思う。試合後の拍手と選手達の涙がそれを物語っていた。

 そしてJ。前半、相手のデザインされたCKからのセットプレーで早々に先制を許す。Ardijaはだいぶ対策をしてきたようで、中々波に乗れない。そんな中、エドゥが負傷により横山と交代。それが怪我の功名になったか、横山を中心にパスが動き出す。そして左サイドを抉った前からのクロスがファーに動き出していた石川の頭にドンピシャで当たり、同点に。ここから怒とうの攻撃を繰り返すも中々ゴールが割れずに前半は1-1で終了。まさに首位攻防戦であった。

 後半も立ち上がりから怒とうの攻撃を繰り返す。しかし、好事魔多しとはよく言ったもので、こちら前掛かりになっていたところをクリアされると相手にカウンターで持ち込まれた。全員で必死に戻るもオウンゴールという結果に。それでもまだ時間はある。ここからさらにギアを入れるが、相手も必死に守り通す。そしてCKからの流れでカルリーニョスがヘッドを決めたかと思えたが、その前に手を大きく振ってボールに当ててしまい、2枚目のイエローから退場。一人少なくなったが、それでも全員必死に戦い抜いた。だがそれも虚しくタイムアップ。1-2で終了し、下位との差が縮む結果となった。

 結果として3試合勝ち無しとなったが、大事なのは連敗しないこと。次も上位の今治だが今後のことを考えても勝利は必須だ。

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2025/04/26

苦手BLAUBLITZから勝利をもぎ取る!

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 三連勝としたTrinita戦から中4日、GWの日程の関係から金曜日の夜開催、初の『金J』となったフクアリでのBLAUBLITZ戦。過去の対戦成績からして誰もが『ここを乗り越えないと先は無い』と思いながらピッチに立つ選手の後押しをしようとしていた。

 愚直なまでにロングボールでの戦術とハードなコンタクトを取る相手に対し、こちらも負けじとバトルができる選手を揃えて立ち向かう。左サイドでエドゥがボールを持つと左に重心が掛かっていたことを察知して右に展開。完全なフリーとなっていた壱晟がアーリークロスをニアに上げると相手DFの間でワンバウンドしたボールに走り込んでいたエドゥが頭で触れてコースを変えて先制!早々の2試合連続ゴールに沸き立つフクアリ。奥さんのおめでたパフォーマンスをするためにボールパーソンにボールを要求するもいまいちピンと来てないようだったが、ボールを貰ってパフォーマンス成功。この幸先良い先制がチーム全体にさらにシナジーを生み出した。

 昨年までは相手の肉弾戦のようなバトルに根負けするようなところも見受けられたが、やはり今年は違う。その最たる例がカルリーニョス。パスの楔になれるわ、3人に囲まれても颯爽と躱すわ、プレスはサボらないわと日本でプレーするFWに必要な要素を兼ね備えた優秀な助っ人。そして追加点はそのカルリの見事な空中でのボディバランスから放たれたヘッドから生み出された。

 前半は2-0で終了。昨年同様、コートチェンジで揺さぶるつもりだった相手にダメージを与えるに充分な内容だった。

 後半もさらに勢いづき、左サイドでの椿→エドゥのパスからエドゥがワンツーの形でスルーパス。椿が満を持してサイドを突破してグラウンダーのクロスを上げると相手のクリアミスを誘い、そこにフリーで走り込んだカルリが合わせて3点目。何年も苦しめられたこの相手に、ついに自分たちの形でもゴールが奪えた。

 終盤は今後の日程を考えてか、メンバーを早めにチェンジ。クリアミスが原因で1点を失ったのはもったいなかったが、3-1で完勝し、4連勝達成。この4月断面で早くも勝ち点30に到達、3位以下との勝ち点差をさらに広げる結果となった。

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2025/04/20

堅守の相手にエドゥ得意ののミドル一閃

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 4月になって再びの連勝で迎えたフクアリでのTrinita戦。ここまで一勝であるもののドローが6という堅守であり、戦前から苦戦が予想された。始まってみると予想以上の堅さ。左右の両サイドは封じられ、何とかゴール前まで迫っても今度はCBが厚いということもあって前半は無得点。ただ、相手の攻撃にそれほどの怖さはなく、後半どのようにこじ開ければ良いのか、というアイデアが求められる後半となった。

 その後半、答えを出したのはこの日、久しぶりの先発となったエドゥアルド。左サイドでのパス交換から内側に若干切り込むと相手のプレスが来ていない瞬間に右足を鋭く振りぬいた。まっすぐ飛んだ無回転のボールはGKの手前で鋭くぶれ、そのままゴールに突き刺さった。堅守相手に均衡を破る見事なミドル一閃。待ちに待った先制点に大興奮のフクアリ。この一点をこの日は相手以上に堅守を誇った11人が最後まで守り切り、今シーズン初の1-0勝利。第2節以来の無失点も守備の集中が高く、全員のハードワークが見てとれた。

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2025/04/13

正直、勝った気がしない

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 前節のHollyhock戦を勝利、その勢いを持って迎えた藤枝でのMY FC戦。大雨でピッチコンディション最悪な状態だったが、開始早々に決まったカルリーニョスのゴールを皮切りにカルリ、石川と前半30分までに3点先行…とここまでは良かったが、その後、相手に立て続けに2点を返された。ピッチで滑ったり、相手のプレッシャーに瞬間的に負けたりと、ちょっと雰囲気の悪い状態で前半を終えた。

 後半も相手の勢いは衰えず、防戦一方の時間帯が続いたが、何とかゴールラインだけは割らせず、最後はスアレスが枠に入ったFKのボールをスーパーセーブで弾き出して試合終了。結果としては常にリードしていたものの、正直勝った気がしない一戦だった。

 それでもAwayで勝ち点3を持ち帰るのは今季の至上命題であり、そこを守りきったことは評価したい。昨年までのJEFなら追いつかれたり、逆転されることが当たり前のようになっていた。今年はまだ、それが無い。勝ち切ることで他のライバルチームにも差をつけることが出来る。今日の反省を活かして、次に向けてさらなる高みを目指してほしい。

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2025/04/05

難しい相手に苦戦しながらも連敗阻止、そして勝利!

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 AWAYでのVentforet戦のあと、Luvain CupでのKataller戦、リーグ戦AWAYのJubilo戦と連敗。リーグ戦の連勝も6で止まったことで、4月最初の戦いが言わばリスタートとなった、フクアリでのHollyhock戦。序盤から相手の早いプレスに手を焼き、またしても早い時間にあわや先制点献上…という場面も見受けられたが、CKのチャンスからそのこぼれ球を最後列で張っていた壱晟がダイレクトボレーを放つと、そのシュートが一直線でゴールネット左上隅を突くゴラッソとなり、先制!このワンチャンスを生かし切ったことで優位に立ったかと思ったものの、前半は全体的に低調で、いつ同点にされてもおかしくない展開だった。

 後半、追加点を奪うために早々に攻勢に出る。前半とは打って変わって前線が躍動。しかし、石川の『あとは決めるだけ』が枠を捉えきれなかったのが尾を引いたか、前掛かりになったところで逆にカウンターを喰らって同点に追いつかれた。昨年までならここから逆転を許してしまうようなことも多かったが、今年は違う。ボランチを品田、エドゥに変えてさらに攻勢を強めると、右サイドから壱晟のクロスをオーバーラップしていた日高がダイレクトでシュート、GKが弾いたところに詰めていた和樹がゴールに押し込んで突き放した!

 このリードを守り切って2-1で勝利。今日も課題の多いゲームであったが、『悪いなりにも勝てるチーム』にはなりつつある。今日はライバルチームも引き分けで勝ち点差はさらに広がった。この勝利は大きい。

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2025/03/29

2ndチームにはほろ苦い結果となったルヴァンカップ

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 2025年のルヴァンカップ1回戦はKatallerのホーム、富山での対戦となった。3月下旬のAWAY3連戦の中日であったが、個人的に行けるのはこのゲームだけだったので参戦した。ただ、約150人の応援でも精いっぱい声を届けたが、むなしく敗戦、今年も1回戦突破はならなかった。

 メンバーとしては非常に楽しみではあったものの、リーグ戦を戦ういわゆる1stチームとは現時点でレベルに差があり、チーム力底上げになっていないという印象を受けた。リーグ戦に出られる選手は限られているのだから、カップ戦で出場機会を得ないと出番はさらに減ることになる。結局今年もルヴァンに関してはこれから先の機会を失った。あとはもう、天皇杯しかない。この結果を踏まえて今後どのようにこのクラブで戦っていくのか、個々で考えてもらいたい。

 ポジティブな面は風間、谷田、米倉のケガからの戦線復帰だろう。米倉は出場機会無かったが、いずれも今年を戦ううえでの戦力になってほしいと強く願う選手たちである。さらなる底上げを期待したい。

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