2024/10/06

チームのせいではないが後味の悪い3連勝

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 前節のEHIME FC戦を勝利し、連勝で迎えたフクアリでのTHESPA戦。失うものがなくなったことで逆にやりにくさを感じる相手であり、実際危ない場面も多数作ってしまったが、前半のワンチャンスを生かした小森のトリッキーなゴールで先制。追加点が欲しかったものの、この日はキープレーヤーである品田の不調、そして受け手も効果的な動きが少なかったこともあり、なかなかシュートまで直結する場面がなかった。また、主審の判定もブレブレで選手だけでなくサポーターも終始不満を訴え続けた。最後は岡庭がGKがいないゴールに向かって突破しようとしたところを相手が悪質なファウル。誰が見てもDOGSOという状況にもかかわらず、ノーカードで試合再開(乱闘の原因となった選手にはイエロー)、直後に終了の笛。。1-0で勝利したもの後味の悪い終わり方となってしまった。

 前節同様、なかなかボールが繋がらなかったのは小林監督が言うように疲れが原因だったのか。それならば来週は試合がないためリフレッシュできるはず。チームは日曜から3日間完全オフ。リフレッシュして残り4戦を戦ってほしい。

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2024/09/30

悪いながらも小森の2ゴールで勝利!

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前節のRENOFA戦を勝利して迎えたニンジニアスタジアムでのEHIME FC戦。プレーオフを狙うチームが勝利したことでこのゲームも勝利必須。出場停止の横山に代わって入ったのはドゥドゥ。前半最初はゲームをコントロールし、幸先よく小森の20ゴール目で先制するも、徐々にペースを奪われ、シュートで終わってしまう展開に。鈴木椋大の好セーブで難を逃れるシーンが多く、後半に不安を残した。

 後半も相手のペースに合わせてしまい相手ゴール前までにボールが届かない。この日はドゥドゥがトップ下だからか、FWとボランチの間が間延びしてスペースができてしまい、そこを相手に使われてしまっていた。3人交代してペースを変えるよう試みたが、解消しきれずに同点ゴールを献上してしまった。この流れ、6月のTOCHIGI SC戦と同じ状況であり、一瞬それが過ったものの、その頃とは違う選手がいた。そう、小森飛絢。ゴール前での競り合いから相手がクリアしきれず高く上がったボールの落ち際を抑えて叩いた見事なボレーがネットに突き刺さる。その瞬間、メイン側にスタッフといた鈴木大輔に向かって勢いよく駆け込む。これが決勝ゴールとなり2-1で連勝。小森はJEFの日本人選手としては初の20ゴール達成。9月だけでも10ゴールと大爆発。この勝利でプレーオフ圏内をキープした。

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2024/09/22

天皇杯の敗退を受けてのリーグ戦に対する一発回答

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 文字どおり『為す術なし』という敗北を喫した天皇杯でのSanga戦から中2日。フクアリでのRENOFA戦は6ポイントマッチでもあり、温存したメンバーを起用することでもはや言い逃れはできない一戦。結果によってはプレーオフすら遠のくことになりかねなかったが、蓋を開けてみれば決めるべき人が決めた快勝劇だった。

 前半の点が欲しいがなかなか決めきれない時間帯が過ぎ、このままスコアレスかとよぎったところでエドゥアルドのミドルシュートをGKが弾いたところを小森が詰めて押し込む。そう、シュートチャンスがあったらどんどん打ってほしい。相手が弾けば小森が詰めてくれる。それほど今の小森は頼もしい。この甲斐あって前半リードで折り返す。

 後半も押し込む時間があったがなかなか最後までいけないのが続いたが、左サイドで展開した田中と小川がワンツーで抜け、エンドラインぎりぎりからのマイナスクロスをゴールに飢えていた横山が合わせてget!これまで鬱積した思いを爆発させる横山に大興奮のスタンド。過去のゴールではできる状況になかったジェフ三唱を何かにぶつけるかの如くこぶしを突き上げていた。

 その後、相手のカウンターを受けて1点返されるも、その影響を感じさせずにゲームを運び、ロスタイム。左サイドで相手からボールを奪った椿がカウンターで走りこんだドゥドゥにパス。相手DFとGKの間にグラウンダーのクロスを送ると小森が一点で合わせてゴール!そしてその後、今度は右サイドでドリブルを仕掛け、相手のファウルを誘った岡庭がPKゲット!ハットトリックを決めたい小森とPK奪ったのは俺だと言わんばかりにボールを渡そうとしない岡庭の、我々からするももはや幸せな『揉め合い』。ドゥドゥの説得もあり、最後は折れた岡庭が譲って小森がこれをきっちり左隅に決めた(かなりギリギリだったが)!自身初のハットトリックで現時点でも得点王争い単独トップに。このまま4-1で試合終了。これで再びプレーオフ圏内に突入。物議を醸した天皇杯敗退に対し、クラブとしてリーグ戦に集中するという意思をピッチで見せた一発回答だった。

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2024/09/18

VARのオンフィールドレビューを使うことすらできないレベルの完敗

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 AWAYのBLAUBLITZ戦で手痛い敗戦。その中三日で迎えた天皇杯準々決勝Sanga戦はフクアリでは初のVAR導入ゲーム。メンバーは土曜日のRENOFA戦を見据えて大幅に入れ替え。その中でも久保庭の復活はDFが手薄の状況の中、非常に大きい。

 さて試合。やはりここ最近、J1でも好調なSanga。プレスの出足がJ2以上で手を焼く。対するJEFはパスで掻い潜ろうとするも相手にひっかけてしまうことが多くてちぐはぐ。先制点のきっかけもパスミス。前半は1点で抑えたが、藤田の好セーブが目立ったことが要因だった。

 後半も中押し、ダメ押しと追加点を許し、万事休す。攻撃も高木の突破からのシュートが唯一の得点機会だった。こういうことは言いたくないが、このゲームで次以降につなげるようなプレーをした選手が少なかったように見えてしまった。土曜日は今日出なかった選手に期待しよう。

 個人的にはこれまで目の当たりにしたことがない、VARのオンフィールドレビューを見たかったのだが、そこまで際どいプレーができてなかったということか。それはまた次の機会に。

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2024/09/08

蹴球少年団揃い踏みの3連勝!

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 前節行われたAWAYでのTrinita戦を小森の2試合連続2ゴールで勝利し、いい流れの中で迎えたフクアリでのHollyhock戦。序盤は相手のプレスと前線の高さを生かしたロングボールにひやりとさせられる場面が何度もあったが、それを凌いでいくうちに徐々に盛り返す。そして右サイドでの風間の見事な突破から生まれた、エドゥアルドのシュート性のボールを小森がヒールで合わせて先制!いい時間帯で生まれたゴールもあって、全体的に動きもよくなり1-0で前半を終了した。

 後半立ち上がりに攻勢を仕掛けてきた相手の突破を許し、ゴール前で大ピンチになるも鈴木椋大の体を張ったセービングで死守。その後もパスミスなどからあわや失点の場面を作らされるもポストも助けられる。JEFがボールを持つと素早く引いてくる相手に対し、今や我々の武器、佐々木のロングシュートが放たれると、物凄いブレからGKがはじく。そこに詰めていたわれらが小森。落ち着いて決めて待望の追加点。バックスタンドに知り合いでもいたのか、どうだと言わんばかりアピールからのJEF三唱!これで小森は3試合連続の2ゴール達成。これで雰囲気も最高潮に達したフクアリは田中和樹の追加点、この日がバースデーとなった杉山の右サイド突破からのクロスでオウンゴール誘発し4-0。最後まで無失点を貫き、リーグ戦3連勝となった。

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2024/08/26

12,000人の前でようやく歓喜

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 前節のIWAKI FC戦での惨敗を機に天皇杯でメンバー一新して勝利。そこから中3日で迎えたフクアリでのVEGALTA戦。メンバーは天皇杯で結果を出した選手が中心。そしてようやく日高も復帰。今考えられるベストなメンバーで臨んだ。

 前半は一進一退の攻防だったが、相手の出足の早いカウンターを受けて先制点を献上。1点を追う展開となったがこの日もなかなかゴールを奪うことができず、不安がよぎったまま迎えた前半ロスタイム。品田が放ったCKがファーに行くと岡庭がバランスをくずながらもなんとか折り返す。そこに走りこんだエドゥがここしかないというニア上にズドンと決めて1-1とし、前半を終えた。

 後半も風間、品田、エドゥでスペースを作りながらボールがよく回る展開を見せるも、相手CKから失点して再びリードを許す。これまでならここでうなだれるメンバーも出てきそうだが、鈴木椋大を中心に円を作ってメンバー内で意思統一。よし、まだ諦めていない。追いつくために選手だけでなくサポーターも鼓舞した。

 それが実ったのか、CKからの流れで右サイドにわたったボールを岡庭が素晴らしいクロスを上げると、CKで前線に残っていた佐々木がニアに動いてヘディングシュート!これが見事に決まって同点に追いつく。天皇杯からゲームキャプテンとして君臨するチーム一のイケメンがかっこよく決めた姿に大興奮のフクアリ。これで同点。この流れで一気に逆転を目指した。

 そして残り15分。攻勢に出て右から左にボールが流れると、この日躍動していた日高が狙いすましたクロスを上げる。そこに合わせたのは相手DFの前に一瞬のスピードで競り勝った小森。ヘッドで合わせたボールはゴールバーの下をかすめてネットに突き刺さった。待ちに待った大看板、エース小森が見事に決めてくれた。彼が決めれば盛り上がりは最高潮。久しぶりのジェフ三唱で一気にヒートアップした。

 さらにCKからの流れでこの日キレまくっていた岡庭が相手と競りながらもボールを失わずにライン上からマイナスのパス。そこに走りこんだ佐々木がシュートを打ったもののタイミングが合わずに空振り。相手が佐々木の動きにつられたことで会いたすベースにこぼれたボールに小森がしっかり決めて2点差に。小森はこれが自身初の1試合2ゴール。この瞬間、フクアリはお祭り状態だった。

 このまま最後まで守り切って4-2でリーグ戦2か月振りの勝利となった。

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2024/08/22

トンネルは自分たちでこじ開けろ!

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 IWAKI FC戦での惨敗から中3日、そのショックを払拭すべく臨んだ天皇杯ラウンド16、フクアリでのConsadole戦。前半から押し込まれる場面が続いたものの、次第に盛り返して何度もゴールチャンスを演出した。しかし、相手GKの好セーブやこの日も続いた決定力不足によりゴールをなかなか割れない。そして前半終了間際、ゴール正面でのFK。並んだのは佐々木と品田。佐々木の左足を警戒したであろう壁のセットの裏を突いて品田がゴール左上隅にFKを突き刺して先制!久しぶりのゴールに沸き立つスタンド!前半を1-0で折り返した。

 後半、相手の攻撃をしのいでカウンターを仕掛ける展開に。スペースを作る風間の動きに小森、ドゥドゥも反応しゴール前に迫る。これまでの停滞感が嘘のような展開にサポーターも燃え上がる。天皇杯と言えども真剣勝負。そして出番が少ない選手にとっては最高のアピールの場。交代で入った呉屋も新明もチャンスに何度も顔を出した。最後まで追加点は奪えなかったが、ディフェンスは最後まで集中力を切らさず。次のリーグ戦は出場停止のメンデスも何度も足を攣りながらも最後まで壁として立ち続けた。

 そして長いロスタイム。YOKOHAMA FC戦の悪夢が蘇りそうな長い時間だったが守りとおしてタイムアップ。またもJ1相手に勝利しベスト8進出を勝ち得た。

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