2023/09/17

劣勢からの劇的勝利!まずはプレーオフ戦線に殴り込み!

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 リーグ戦4連勝の勢いのまま、苦手としている北関東AWAY、栃木県立グリーンスタジアムでのTOCHIGI SC戦。BLAUBLITZ戦同様、相手の徹底したボール支配放棄による縦ポンサッカーに苦しめられるも、これまでの勢いが本物であることを見せつけて、守備網を何度もかいくぐり続けてゴールを何度も脅かした。しかし、75分過ぎにゲームが劇的に動く。相手からのDF背後へのロングボールに対して鈴木大輔が矢野を追走。ペナルティエリア外でお互い交錯して転倒したはずなのに主審はPK宣告で鈴木大輔は一発退場。猛抗議も虚しくそのままPKに。誰もが最悪の結果を覚悟していたが、この日の鈴木椋大を初めとするピッチ上の選手たちは誰もそんなことを考えていなかったのではないか。

 相手FW、イスマイラが蹴ったボールにドンピシャの反応を見せて見事にセーブ!これで難を逃れた選手たち、そしてサポーターは一人少ない状況であっても必死にゴールを守り、数少ないチャンスに攻め切る姿勢を見せた。アディショナルタイム残り1分、CKを獲得。時間的にもこれが最後のチャンス。田口が蹴ったボールはニアに飛んでいた佐々木がヘッドで合わせるも相手GKに阻まれる。しかしそのボールがゴール前の混戦の場所に浮いた瞬間、目の前にいた見木と米倉が反応。見木が頭で合わせて押し込み、ついにゴールゲット!これまでのJEF UNITEDでは考えられなかった状況に、その場にいたサポーターたちも自らのアドレナリンを滾らせるかのように喜びを大爆発させた。

 そして1-0にて試合終了。AWAYなのにHOMEを思わせるようなWIN BY ALL!がグリスタに轟いた。これでリーグ戦5連勝で暫定6位に浮上。4月に21位と低迷していたチームがここに来てついにプレーオフ圏内に突入した。しかしまだ我々は何も成しえていない。残り7試合、一敗でもしたらそれで終了と思っていい。もう残り試合全部勝つくらいの気概で全員が臨まないといけない。だとすればもう、覚悟を決めてやるしかない。見木はインタビューでも『2位を狙っている』と言い切った。ならば我々もその後押しをするのみだ。

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2023/09/10

難関、BLAUBLITZの塗り壁、ついに破ってリーグ4連勝、フクアリ6連勝!

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 9月最初のフクアリホーム連戦の2戦目、BLAUBLITZ戦。初対戦から1度も勝てていないJEFにとっての難敵。ここに勝てなかったら今の力は本物じゃないとレッテルを貼られそうな相手。彼らの『自分たちのサッカー』からどうやって先に点を取るか、ということを新加入のドゥドゥが開始3分で一発回答。カウンターからの壱晟のやわらかいクロスにボレーで合わせて先制!幸先良いスタートを切った。

 かと思っていたものの、やはりBLAUBLITZの『自分たちのサッカー』には手を焼いた。何せ攻撃のキーマンである風間がまったく自由にならない。相手の低いブロックとフィジカルを前面に押し出した守備に手を焼く時間が続く。すると数少ないチャンスに力を出してきたときに押し込まれて失点。嫌な流れのまま前半を終えた。

 後半、JEFは前半同様に押し込む時間帯があったが、なかなか決め切れなかったが、相手ボールを奪ってのカウンターから右サイドの壱晟がアーリークロスを放つ。そこに飛び込んだのは田中、風間、小森。ボールは誰にも渡らなかったが、さすがに相手も焦ったのか、クリアで逃げようとしたボールがそのままゴールに転がり、オウンゴールを奪取。とにもかくにもこの『勝ち越し弾』を最後まで守り切り2-1で勝利!苦手な相手からようやく初勝利を挙げただけでなく、リーグ戦4連勝、ホーム6連勝と勝利を継続。順位も暫定8位にまで上げた。

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2023/09/04

悪い流れを断ち切った米倉のゴールでリーグ3連勝!フクアリ5連勝!

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 8月最後のJubilo戦で完璧な前半、息切れの後半ながらも勝利で終え、3連勝をかけて臨んだフクアリでのROASSO戦。前半から風間を中心に流れるようなパスワークから何度も相手ゴールに襲い掛かるも、この日はこれまでと違ってバーに嫌われ、枠を捉えてもGK正面、挙句の果てには当たりまくったかのように相手GKに止められ続け、前半は無得点。こういう展開だとこれまでは相手のカウンターをもろに喰らって失点して敗戦、という見飽きた展開も予想されてしまうようなシチュエーションだったが、ここ最近のJEFは一味違う。攻撃の多彩さもさることながら、守備でもかつてのおどおどした感じは無くなり、その自信がサッカーに現れるようになっていた。

 それでもじりじりとした展開が続いた終盤、ついに相手の固いゴールを破った。左サイドから高木のクロスを相手GKがファンブルして後方に。それを拾った呉屋が中央に折り返すと混戦に飛び込んだ米倉がボレーシュート。当たりが悪かったがそれが幸いし、相手の守備バランスがずれたところに転がった。相手DFが搔き出すも、レフェリーがしっかり見逃さずにゴールが認められ先制!地響きのような唸り声と歓声がまじりあったフクアリに勝利の女神がほほ笑んだ。

 これでリーグ戦3連勝、ホームフクアリ5連勝。リーグ戦順位11位ながらプレーオフ圏内まで勝ち点差2、自動昇格圏まで勝ち点差10にまで縮めた。リーグ戦序盤の下から数えた方が早かった頃を考えると信じられない展開だが、本気で昇格狙うなら残り9試合全部勝つ気で行かないとダメだ。次は大の苦手なBLAUBLITZだが、何としてでも勝って、さらに上を目指そう。

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2023/08/22

完璧な前半、冷や汗の後半

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 8月唯一のホームゲーム、フクアリでのFUJIEDA MYFC戦は前半、小森のゴールを皮切りに風間、ドゥドゥと3点を奪取。前回対戦での反省を生かした相手の3バックに対するハイプレスがドハマりして完璧とも言える内容で圧倒。攻守の切り替えも的確で相手に余裕を与えず前半を折り返した。

 後半もこのまま圧倒するかと思えたが、そうはいかないのがサッカー。相手の修正と交代選手の運動量に次第に押し込まれて1点差にまで詰め寄られる。これまでなら追いつかれるような展開だったが、戦い方をあえて変えずに挑み続けた結果、そのままタイムアップに持ち込んで3-2で勝利。1万人は超えなかったが、それに近い数の観客に勝利を見せることができた。

 もちろん反省点はあるが、それを勝利で終えたことは大きい。今年からホームゲームではその日の裏側を見せる『Scene』が好評だが、その中でも大輔や壱晟がこの日の反省を口にしていた。今年のチームはポジティブかつアドバンスで良い。次も絶対に勝ちたいJubilo戦。積み重ねていこう。

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2023/07/30

二戦連続の今季最高更新で連勝!

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 AWAY連戦となったZELVIA戦で前評判を覆すような内容で勝利。ここに来てようやく攻守の歯車がかっちりとハマったような感がある最高の状態で迎えた、フクアリでのRENOFA戦。シーズン途中で就任したファン・エスナイデルと対峙するということでも注目を集め、今季最高の9,000人の中で行われたこの一戦は、前半のうちに風間の今季初ゴール、ドゥドゥ加入後初先発初ゴール、鈴木大輔のFWのような動きからのゴールと3点奪取。まるで真夏の世の夢かと思わせるような内容だった。そして後半も日高の左足から放たれたFKがネットに突き刺さって四点目!これまでの今季最高がZELVIA戦だとすると、それをあっという間に塗り替えてしまうような圧勝劇だった。

 これまでは上位に相手に良い試合をした次の試合で簡単に躓き、何度もガッカリさせられてきたが、今回は9,000人の目の前で最高の内容と結果をもたらし、ゴールパフォーマンスの一体感をもたらすことができた。国立以降、モチベーションの高いゲームが出来ているように感じるのは良い傾向だと思う。来週からフクアリはロッキンの会場となるため、JEFはAWAY連戦となるが、良い結果を持ち帰ってきてほしい。

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2023/07/17

シン・国立競技場にJEFが立つ

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 前節のZweigen戦を勝利して迎えたAWAY連戦の第1戦、新しくなった国立競技場でのS-PULSE戦は取られて取って、取って取られてという手に汗握る展開。熱を帯びた戦いは2-2のドロー。やはり選手にとって国立競技場でのプレーはモチベーションが上がるというところか。後半最初に決まった小森のゴールで『行ける!』と思えたが、さすがに相手はS-PULSEと言ったところか。JEFは局面で致命的なパスミスが多く、頭を抱える場面もあったが、この日は悉く鈴木椋大がスーパーセーブを連発。ドローで終えられたのは間違いなく彼のおかげだった。

 次のAWAYはこれまだ面倒なZELVIAだが、上位と差が詰まり始めた今、必死に喰らいついて差を縮めていくしかない。

 ところで新しい国立競技場、前評判では見にくいという声もあったが、実際体感してみるとそうでもないなというのが正直な感想。ただ、客席の前後はやはり狭い。次に行く機会があるかはわからないが、早いうちにここを経験できたことに関してはS-PULSEに感謝したい。

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2023/07/02

蘇我のドラゴン、最初のゴールを手に入れる

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 前節のTrinita戦を何とかドローで終え、迎えたフクアリ連戦となるVentforet戦は、相手のハンドで得たPKを見木が蹴るも読まれて弾かれ、逆にロングボールの処理を誤って先制点献上。これまでならこのまま雰囲気が悪くなってゲームが進んでいきそうなところを、見木→田口→日高→米倉と繋いで小森がゴールに押し込みすぐさま同点に。前半は優位に試合を進めた。

 後半、相手に押し込まれる時間もあったが、それに対応しながらゲームを進める。これまでなかったような綺麗な繋ぎを見せてゴールに迫るも、枠を捉えきれず、ジリジリとした時間が過ぎていった最中、ドラマが待っていた。

 JEFのセットプレーからクリアされたボールが相手の前線に繋がりそうなところを大輔がスライディングタックルで阻止。そのボールを見木が前線にフィード。相手は左に流れた呉屋にボールが行くと思って重心を左に置いたどころ、渡ったのは右にいた新明。新明は見事なトラップで相手が消してきた前のスペースではなく、左にマイナスで出し、すぐさま左足でシュート!これがゴールネットを揺らして逆転!誰もが期待していたアカデミー出身にして蘇我の星とも言える新明のゴールに沸き立つフクアリ。これが決勝点となり2-1で約一ヶ月ぶりの勝利を手にした。

今季初の複数点による勝利は今季初の逆転勝利でもあった。新人二人のゴールも素晴らしいものだったが、日高のフルタイムでの躍動ぶりも素晴らしい。6月は未勝利だったが、月も変わったのでここから逆襲と行きたいものだ。

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