徳俵に両足かかった状態からの豪快なうっちゃり
リーグ戦終了から一週間。J1昇格プレーオフ準決勝、フクアリでのArdija戦は後半20分まで劣勢の状態からすべてをひっくり返す、劇的な勝利となった。
JEFは前半から押していたが、相手GKのファインセーブなどもあってゴールをなかなか奪えない展開。このような時は得てして相手に流れが傾く。最初のCKからゴールを奪われ、さらには相手のシュートがJEFの選手に当たってコースが変わり、インゴール。早々に2点を許した。後半も開始早々にミドルを打たれて3点差。JEFのサポーター以外なら誰もが勝負あったと思う状況であった。
しかしここから流れが変わる。その主役は17歳の俊英、姫野。リーグ戦未出場の彼を交代の一番手に送り出した。『この状況で?』と誰もが思ったはずだが、ファーストシュートでその片鱗を見せつけるとフクアリが沸き立った。そして70分過ぎ、カルリのゴールが決まる。まだこの状況では劣勢。それでもこのゴールをきっかけにフクアリの雰囲気も変わり始めた。
その5分後、今度はエドゥの豪快なミドルが決まるとフクアリのボルテージはさらにパワーアップ。同点に追いつく雰囲気を醸し出す。そして残り10分。DFラインからのクリアを呉屋、米倉とワンタッチでつなげて前線に送ると、そこに走りこんでいたのは姫野。相手DFに体を寄せられながらもそれに負けず、対面するGKの動きを読んで見事なループ。ミスタッチのようではあったが、これがゴールに吸い込まれてついに同点!カルリのゴールから13分での同点劇にフクアリに集ったサポーターも大熱狂!J1から降格した年に生まれた姫野のジェフ三唱は新たな未来を予感させるものだった。
こうなるともう止まらない。品田のCKから河野がドフリーでヘッドを決めるとまさに狂喜乱舞!相撲で言えば徳俵に両足かかった状態からの豪快なうっちゃりを決めて見事に大逆転勝利!決勝にコマを進めることになった。
次の相手は堅守、VORTIS。今日のような失点は大いに反省していただき、次に備えてもらいたい。そしてサポーターも健康第一、安全第一で一週間を過ごし、万全の態勢で臨みましょう。あと一つ。










