AWAYで食べたものを淡々と記録するよ#4(広島編兼旅行記風)

　今回も旅行記テイストでお送りします。

　ゲーム終了後，アストラムラインと路面電車を経由して，広島駅前のホテルに戻ったのですが，なんか応援しすぎて，腹も減ってきたので，広島駅前周辺へ。しかしこの辺りは駅前になのに少々イメージが暗い。実は広島駅周辺はホテルがメインで，栄えているのは市民球場や県庁の周辺。そこまで行くにはまた路面電車に乗っていかないと時間がかかる。｢暑いし，もう歩きたくないし，どうしよう｣と流離っていると，高架の下にお好み焼きの店「ゆうゆう」を発見。中に入るとソースの香りが。たまらずお好み焼きスペシャル（肉玉そば，イカ，エビ，ネギ）と生中を注文。広島なのでビールは当然のごとく，キリン。

　

　実はこの写真のビールは2杯目。１杯目はあっという間に体内に流し込まれた。それだけこの日は暑かった，ということだ。隣の見た目サラダみたいなのがお好み焼き。

　

　念のため，拡大版を。ここのお好み焼きはエビを中に混ぜずに後乗せし，ネギを散らすタイプ。そばは細かった。見た目どおりあっさりとした感じ。女性でも一皿いけると思います。

　翌日は10年ぶりに広島を見ようと思い，ホテルをチェックアウト後広島駅前へ。10年前に訪れたのは忘れもしない95年8月6日。原爆投下から50年たった当時の広島をこの目で見たかったからだ。今では考えられないが，あの頃は18切符で広島まで来たなぁ。そのときは式典真っ最中だったため，入館しなかった平和記念資料館へ行く。

　

　被爆国として，原爆の恐ろしさと恒久的平和を願うために作られたこの施設。広島にJEFのサッカー観戦で訪れた際はぜひ足を運ぶことをお勧めする。日本人として一度は見ておいたほうが良い。ただし，できればゲームが終わった後のほうが望ましい。

　

　

　閲覧後，慰霊碑前で手を合わせ，橋の上から原爆ドームを望む。いろいろあるけど，とりあえずは平和にサッカー観戦を楽しめている，今の自分を実感。

　

　

　帰りののぞみと昼食時間に合わせて広島駅に路面電車で逆戻り。この路面電車もなかなか面白い。かなり年季が入った車両が走ってきたかと思えば，その後には最新式の車両が入ってくるという，今昔入り混じった雰囲気。関東ではお見かけしないため，これを見ると｢西日本に来ているなぁ｣と感じる。

　広島駅に戻ると，12時ちょいすぎ。乗るべきのぞみは13時ちょうどのため，駅ビル2階のお好み焼き屋がずらっと並んだコーナーへ。「また？」と言われそうだが，NO.1と言われる「麗ちゃん」のお好み焼きが食べたかったので(^^;)。

　ここでもそばスペシャル（肉玉，イカ，エビ）を注文。作ってくれるのはこの道ウン十年のおばちゃんたちだが，その手際を見ているだけでも楽しい。ここはボリュームがありそうだ。案の定，スゴイのが出てきた。

　

　広島のお好み焼きのソースと言えばオタフクが定番だが，個人的にはカープが好み。辛口ソースと一味唐辛子をかけて食す。熱くて口の中をやけどしたが，腹にズシリと来る感覚。そばも一本一本が太いので食いでがある。実はこの日の朝，ホテルのバイキングを食い尽くしていたのだが，オレの胃袋は強靭だ。見事に完食。もう入りません。

　時期的に牡蠣のシーズンでなかったのは残念だった。また，来年もし来られれば，今度は瀬戸内海のアナゴも食べてみたい。

　ということで広島のうまいもの，というかお好み焼き，ごちそうさまでした（＾人^)。