開き直らんとやってられんわ。
とは言うものの,今日はいろんな負の要素がかみ合って負けた,そんなゲームでしたな。連戦で疲れているのは百も承知。だけどホームで3連敗は無い。今日は個人的に思っていることを書こう。
負の要素その壱:大事なところでパスミス
ゴール前に行くまでにパスをつないで,ゴールの確率の高い選手を作り,その選手がシュートを打つのがJEFのこれまでやってきたサッカー。このサッカーはパスがキレイに決まると本当に美しいものになるが,全体的に前掛かりになるため,パスミスを犯すと途端にカウンターの餌食となる。今日のゲームはまさにその典型例。FCTOKYOが堅守速攻のチームだから,これをやると確実に命取り。3点目,4点目なんてパスミスを掻っ攫われた結果。これを打開するにはとにかくシュートで終わらないとダメ。とにかく躊躇する暇があったら打て。
負の要素その2:巻のボールのもらい方
いつの間に彼はゴール前で待ってるだけの選手になっちゃったかなぁ。クロスが上がった先のスペースに体ごと飛び込むのが彼のスタイルだったはず。一部報道ではオシムが代表から巻を外す,なんて話も出ていたけど,ホントに一度外されて,自分のスタイルを思い出してほしいわ。
負の要素その3:ゴール裏の応援スタイル
上の2つでは選手のプレーについて,あれこれ言ってきたけど,今日の負けの元凶はここですわ。正直な話,オレもゴール裏で声出している人間なんで,今まであえて書くのを控えてきたけど,今日は思いの丈を書く。ゴール裏にいらっしゃらない方にはおわかりにならないかと思いますが,今のゴール裏の応援,ほんとにダメですわ。
まず,何がダメって状況に応じた応援ができてない。攻めているときに歌っているときはいいけど,劣勢に立たされたら,すぐにその歌をやめて「オーオ!~ジェフユナイテッド!」に繋げてほしいのに必ず一小節唄い終わらないと,次が始まらない。今日なんか後半,劣勢に立たされているのに黙っていたシーンがあった。自分自身が左端のほうにいるので,よくわからないが,コールリーダーはゲームを見ていないのか?選手が倒れて立ち上がらないときもそう。とにかくすぐにそのときに唄っている歌を止めて,その選手の名を立ち上がるまでコールしてくれ。
あと,あっこちゃんを例外とするにしても,ある特定の曲に限って繰り返しが多すぎ。何度もやられると飽きる。飽きると次第に声が出なくなる。隣の芝生が青いというわけではないが,今日の相手,FCTOKYOのゴール裏で同じ歌を延々と歌っていたか。録画放送なりで聴いてみればわかるはずだ。悔しいが,彼らは応援のツボを心得ている。
新曲の「黄色と緑~」なんてもはや言語道断。今のユニフォームの配色になって,どれだけ経っているか?緑なんてSammyさまのコーポレートマークと左袖にある「千葉・市原」の文字にしか使われていない。2年前に作られたんなら理解もできるが,時代錯誤も甚だしい。
さらに解せなかったのが,ゲーム終了後。個人的には負け試合で選手たちにブーイングを浴びせるのは彼らが並んで一礼したときまで。それ以降は「次頑張れよ!」とか「もうこんなゲーム見せんなよ!」などの叱咤激励でいいと思っている。ところが今日のゴール裏の真ん中にいた連中は途中出場した楽山を偉そうに呼びつけて,なんか言っていた。
今日の楽山,そんなに酷かったか。少なくとも羽生の3点目のアシストは彼だぞ。確かに一生懸命さが見えないのが彼の特徴といえば特徴だが,少なくとも昨日のゲームに負けた責任が彼だけにあるとは思えない。彼との間で何があったか知らないが,いつの間にうちのゴール裏はそんなに偉そうな連中が増えたんだ?
途中で阿部が楽山を諌めに来たが,この件で選手とサポーターの間にヘンな溝ができるのが非常に心配だ。
それでもJ1リーグはまだ続いて行く。今週の水,土はそれぞれJubilo,AvispaとAWAY連戦。厳しい状況だが,チームもサポも頑張っていかなアカンね。
※今日は写真無しです。ゴメンナサイ。