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2009/07/26

全体的な内容は良かっただけに悔しい負け

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 そこにいた誰もがJEFの勝利を願ったS-PULSE戦は1-2で残念ながら敗戦。バイアーノ,太田のホームデビュー戦,そして中後の完全復活などで期待値は高く,90分間の全体的な内容は良かっただけにぜひとも勝ちたいゲームだったが,結果的に細かいミスが失点につながってしまった。

 今回の負けはとにかく悔しいの一言だが,それでも今までになかったものが随所に見受けられた。バイアーノのタメを作る動きや競り合いでの相手DFの背負い方,ハーフウェーラインまで下がって相手のボールを追いかけるところなどは,かつてJEFに所属していたマリオ・ハースを彷彿とさせた。以前紹介したyoutubeの映像を見た限り,守備をしない古いタイプのFWかと思っていたが,さにあらず。こういう選手はJEFに必要なタイプだと思うので,チームにフィットしていけばさらに攻撃力が上がっていくだろう。

 そして中後の展開力。90分間でアレックスに何回サイドチェンジを通したかというぐらいの正確なパスを披露。最近まで膝にガッチガチのテーピングをしていたが,この日はそのテーピングもなく,JEFに来てから初のフル出場。

 もちろん,太田の速くて低いクロスもこれまでのチームになかったもの。彼が先発に出ることによって,深井,谷澤が控えに回ったが,その分,後半の切り札が増えたということである。事実,途中投入された深井がたった2分で素晴らしいゴールを決めたのも,その影響だろう。

 全体的な内容は良かっただけに,個々のミスがこの日は命取りとなってしまった。1失点目の原因となった巻のバックパスはその意図が全く読めなかった。こういうパスほど確実に行わなければならないのに…。与えてしまった決勝点もヨンセンに気を取られ過ぎた結果だろう。

 これで今年はこれまで連敗がなかったが,ついにそれが途切れてしまった。それでもまだ挽回はできると思う。ディフェンスは集中を途切れさせない,オフェンスは雑なボールの扱いをしない,ということができればそれは可能だろう。確実にやるということが一番難しい,ということを承知の上で。

(今日のアレックス)

 中後のサイドチェンジを何度も受けた,左サイドでのポジショニングは秀逸の一言。サッカーセンスはやっぱりブラジル人だと思うが,ボールトラップだけはブラジル人離れしていると感じたのは私だけだろうか。

 しかし,最後のFKが枠に行ってりゃなぁ…。

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コメント

中後のテーピングはまだ取れてませんよ。
引き続き右膝ガッチガチでした。

それでも、あれだけ蹴れるのはサスガですね。
取れた時が楽しみです。
運動量が上がるかな?(笑)

投稿: ますます | 2009/07/26 14:44

>ますますさま

 はじめまして,コメントありがとうございます。

 まだ取れてませんでしたか。たぶん誰かの膝と見間違えたんだと思います。

 ちなみにサイドチェンジは何本も通してましたが,横パスは結構かっさわられていたので,彼の試合勘もこれからですね。

投稿: PACQUE@管理人 | 2009/07/26 23:14

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