シュートを枠に入れなければ得点の権利すらないぞ
朝から降り続いた雪もすっかりやみ,晴れ模様となったものの,体を突き抜けるような寒さは相変わらずのユナパで行われたHOLLYHOCKとのTGは0-0のスコアレスドロー。残念ながら内容的にも寒さを吹き飛ばすほどのものではなかった。
前半はJEFのディフェンスラインがボールを持つとHOLLYHOCKのプレスがきつく,ボールの出しどころを狭められていた。特にアンカーとして入った中後にボールが渡るとすばやく身を寄せられてボールを奪われ,ゴール前まで運ばれてしまうというシーンがいくつかあった。熊本キャンプの動画を有料サイト等で確認していて思ったことだが,ディフェンスラインに関してはちょっとひやひやする場面が多いような気がしている。
攻撃に関しては勇人を中心に左右両サイドを突くということはできていたように思うが,ゴール前までボールを運んでも引き切った相手を崩すことができず,もたつくところが何度もあった。この辺はゴール前に行くまでの時間をかけ過ぎているところが難点なんだと思っている。
後半は相手の運動量が落ち,中央のスペースを自由に使って相手を崩す攻撃ができていたが,今度はシュートを打てども打てども枠に行かず,ユナパの観客席に多数陣取ったサポーターから何度も『ああ~っ!』という声が響き渡った。最後の最後で金沢のシュートが枠を捉えたが,相手GKの好守に阻まれた。この日一番歓声が上がったのがこの場面であった。
結局最後まで引いて守る相手のゴールを割ることができずに試合終了。終了後はあの寒空の中で今日のゲームに関する反省会が行われていた。リーグ戦まで時間があり,メンバーが未だに固定されていないために選手間の連携にも今一つな感があったこともゲームの中で見て取れた。もうこれは日ごろの練習からやっていくしかない。
| 固定リンク
コメント