vs ROASSO 感想戦
今年から勝敗に一喜一憂するだけのレビューだけでなく,ちょっと落ち着いてから別の視点でのレビューを『感想戦』として書いてみたいと思います。
昨日のゲームは前半が相手のペースに付き合ってしまったこと,そして後半35分以降,守るのか攻めきるのかが明確になっていなかったことが,ドローの要因につながったと思っていますが,光明もありました。それはもちろん,倉田の途中投入。前半でボールを持ちすぎる傾向にあった谷澤を後半早々に下げて倉田を入れたわけですが,江尻監督の指示どおり,彼が巻のそばでプレーするようになってペースをつかみました。得点シーンも高い位置にいた坂本からのクロスをペナルティエリア付近にいたアレックスがシュートし,そのこぼれ球をゴールに一番近くにいた倉田が押し込んだもの。この得点までの一連の流れはJEFが波状攻撃を仕掛けて得たものでした。この分厚い攻撃は昨年まで見られませんでした。
ただ,この分厚い攻撃を見せられて『さあ,ここから』と思ったものの,それ以降はチャンスになっても自らシュートに行かなくなった選手が多数。リードしたことでより確実にプレーしようとしたのかはわかりかねますが,ゴール裏で声援を送りながら何度がっかりさせられたことか。あげくの果てにロスタイムの失点では開いた口が塞がらなくなるのも当然です。帰ってきてスタッツを見てみたらシュート数は9対9のイーブン。いくらなんでも少なすぎですよね。
これは以前から言われていることですが,サッカーはパスをつなげればポイントがもらえるゲームではなく,相手ゴールを割って初めて点を与えられるゲームなんです。シュートを打たなきゃ得点機会もないわけですから,とにかくシュートで終わることを意識してほしいと思います。シュートで終わればたとえ枠を外しても相手GKから始めることになり,その時間を使って自陣まで戻ることもできるわけですし,シュートが相手DFに当たってボールのコースが変わり,それがゴールになるなんてこともサッカーではよくあること。この開幕戦でJEFというチームがウノゼロ(1-0)で勝ち切れるチームじゃないということは明白になりました。ならばガンガン点を取って相手を早めに諦めさせるというようにしないと,このリーグでは戦えないと思います。
ああ,あと感想といえば,江尻さんよ,あのコメントはさすがにいただけませんよ。人んちのサッカーを語るにゃ,あなたにはバックボーンがまだ足らないですから。
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コメント
PACQUEさん
熊本遠征お疲れ様。
わたしはお仕事で テレビも見られず 携帯も見られず いらいらしながらすごしておりました。
せっかくちばぎんでちょっとノリノリになった気持ちがしぼんで のっけから ぐったりしますが このあとどうなるでしょうかね。
おっしゃるとおり 点をいっぱいとってねじ伏せるようなサッカーがウチの子達できるのかしら。不安だ。
投稿: かぴたん | 2010/03/09 00:16
>かぴたんさま
お疲れさまです。
まあ,かなりがっかりな結果でした。今回損なった信頼はフクアリで取り戻してほしいものです。
とにかく,シュートの意識ですよ。これにつきます。
投稿: PACQUE@管理人 | 2010/03/09 22:20