vs THESPA 感想戦
先に試合が終了していたAvispaが勝利で終えたため,THESPA戦は勝つしかなくなった状態で臨んだはずのTHESPA戦は意地すら見せられずに0-2で敗戦。これでJEF UNITEDの来年度のJ1昇格は完全になくなった。
しかしながら,昨日のサッカーではとてもじゃないが,上に上がっていいチームのそれではなかった。強い風が舞っているスタジアムでやっていたサッカーは中盤での組み立てを排したロングボール主体のサッカー。自分たちの置かれている状況すら判断できずにただ『蹴ってるだけ』という状況に陥ってしまった。風に悩まされるならそれなりの状況判断をして自分たちで変えていけばいいはずなのだが,それすらできないまま時間を過ごし,後半にカウンターとセットプレーで失点。結局,シーズン最後までセットプレーで相手をフリーにしてしまうクセは残念ながら治らなかった。
なぜ,この終盤に来て,何も出来なくなってしまったのだろうか。まだ昇格の望みがあったにもかかわらず,監督今季限りと発表してしまったことでモチベーションが下がったのか。はたまた自分の来季の契約その他のことでプレーに集中できなくなってしまったのか。それとも前半戦は『JEF』という名前でだけで萎縮してしまっていた相手が,JEFへの対応方法を覚えてしまい,結果として後半戦で太刀打ちできなくなってしまったのか…。わかっていることは組織として完全に崩壊している,ということだけだ。
とにかく,あと残り2試合。これで今年のJEF UNITEDは終了である。選手には自分の未来のために頑張ってもらいたい。今言えることはそれだけだ。
| 固定リンク
コメント