異例とも言える新監督発表に釈然としないわけ
シーズンが終了した翌日の5日,来季の新監督となるドワイト・ローデヴェーヘスの名が発表された。JEFにおいて,この時期に来季の監督が発表されるというのは極めて異例であり,準備期間を考えるに,どっちに転んでも江尻さんには来季の場所がなかった,ということであろう。
公式で発表されている彼の経歴を見ると『ま~た名古屋かよ!』と憎まれ口の一つも叩きたくなるが,来季のJEFを強くしてくれるなら,ひとまずは矛を収めておこう。とりあえずは実際の練習風景や内容をチェックしないとどう評価していいのかわからないので,それまでは期待半分という立場でいさせていただく。
ところで,監督人事において釈然としないところが一つある。今年のサポコミにおいて社長が『日本人の監督も多く育ってきており,特に外国人に固執するということではない』ということを強調していた。それならばなぜこの年も変わらないうちにまた外国人監督で行くことを決めたのか。日本人の指導者で現在フリーとなっている優秀な人は少なくないはずだ。それらの人たちは候補にすら上げず,あええて意思疎通が取りにくい外国人に行ったのか。それとも,日本人指導者に声はかけたが目ぼしいところはすべて断られて,仕方なくかつての細いコネクションを使ったのか。この辺はぜひ,やるのかどうかわからないサポコミで聞いてみたいところだ。
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コメント
最終戦当日朝新監督の報道が出ていたのですね。江尻さんの挨拶のなかで新監督とともに~みたいなコメントがあって、朝早く観戦のため出かけた私はしりませんでした。それでJEF公式が正式発表。タイミングよすぎて、JEF内部(上層部)が昇格出来なくてサポの不満爆発というのを外らそうと画策しているようにしか
思えない昨日今日です。監督すげ替えで済ませてキチンとシーズンを反省することをごまかされちゃうのでは?と危惧してますし、日本人監督育ってきて云々と言っていたあたり、1年後の感想を是非社長から聞きたいです。江尻さんのイメージするサッカーに合う補強を目指したのか、配下選手にあう戦術を選んだのかその辺りも迷路にはまっているような感じでした。
投稿: matti | 2010/12/07 18:45
>mattiさま
新監督の件はGIRAVANZ戦のころから出てましたよ。まあ,用意周到な感は否めませんが…。
おっしゃられるように監督がやりたかったサッカーとメンバーが最初からあっていなかったという思いは正直ありました。だからこそ,残念であります。
投稿: PACQUE@管理人 | 2010/12/08 21:50
新監督の件、JEF内部の上層部からガス抜きのように天皇杯後から出るのがなんか不快感。作為的でね~
でも来季を考えれば準備期間とも言えるし、来季はすでに始まっています。(しかし名古屋のまねだけでいいわけはないので、そこを神戸さんわかってるのかな~)OFFになりいじわるばあさん目線になってしまいました。
投稿: matti | 2010/12/09 17:45