昇格のライバルチームに選手を引き抜かれたことがどういう意味を持つのか考えてほしい
昨日に続いて3名の選手の移籍が発表されました。昨日とは違い,今日はかなり重い発表でした。
まずはレンタルだった倉田が期間満了に伴い,GAMBAに復帰となりました。なお,彼は今年,CEREZOへ再度のレンタルとなるそうです。発表をこの時期まで引っ張ったということはJEFへの完全移籍の可能性もあったとは思いますが,たぶん,彼の移籍金を払えるほどの金がなかった,ということなんでしょう。彼のドリブルで仕掛けるスタイルはこれまでのJEFには無かったものであり,逆に新鮮でした。ただ,一年を通して活躍することが出来なかったのが,こちらとしては少々物足りなかったという思いはあります。今年もJEFのユニを着てもらえるかと期待していたのですが…。中後同様,CEREZOでレギュラー目指して頑張ってほしいと思っています。
さて,問題の2人。工藤と谷澤です。それぞれSangaとFC TOKYOへの完全移籍が発表されました。これは正直,ショックが大きいです。昨年までレギュラークラスだった選手二人が揃ってJ1からの降格チームに移籍。降格したチームは今年一年でのJ1復帰を目指すわけですから,目の色を変えて補強策に乗り出すのは当然。それを止められなかったチームのフロントは大いに問題です。
もちろん,工藤にしても谷澤にしても昨年のパフォーマンスを見ていると,この辺りで環境を変えて新たなチームでサッカーに取り組むいいタイミングに来ているという判断もできます。ただ,その行き先が同じようにJ1昇格を目指すJEFのライバルとなるチームというのが何とも…。彼ら二人もそこまでバカじゃないでしょうから,なぜその選択をすることになったのかをチームとして考えてほしいです。
しかし,これで中盤でパス出せる選手が一気に減りましたねぇ…。どうするんでしょうか…。
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コメント
明けましておめでとうございます。しかし7日のニュースは重たいものでした。同じJ2の東京と京都って、フロントはよく考えてほしいですね。キャプテンの工藤選手、小学校から所属していてこういう選手はこどもたちの憧れのはず。1サポーターから見ても悔しい。
投稿: matti | 2011/01/08 23:11
>mattiさま
本年もよろしくお願いします。
まあ,フロントに言わせれば『本人の希望』って答えるでしょうけど,本当の理由は何かってのを考えてほしいです。
投稿: PACQUE@管理人 | 2011/01/10 21:09