vs Bellmare 感想戦
3週間前に快勝した相手に今度は逆のスコアで完敗したBellmare戦。相手の勝利に対する執念を上回ることが出来なかったという面もあるが,相手の策に簡単に屈してしまったというところも問題だろう。
Bellmareは前回対戦した時と違い,FWにDFの裏を取るタイプの2人を擁してきた。守りに集中して,攻撃はとにかく速攻。それに対してJEFは出場停止となったミリガンの代役として茶野を起用。ベテランの経験に期待したいところであったが,前半の最後で裏を取られて追加点を許してしまった。
2点を追う展開に後半は怪我から復帰した坂本を左SBに,良太をCBに回した開幕当時の4バックに移行。後半は無失点に抑えた。坂本が戻ってきたことについては今後に向けても好材料だと思う。
守備以上に問題なのが攻撃陣。JEFの場合,ハマったら爆発するが,そうでないときはゴールの匂いすら感じられなくなる。この日はまさにそんな日。特にオーロイに当てにいった後のボールがまったく繋がらなかった。最近は頭だけでなく,胸や足元に向けてのボールも多くなったが,このオーロイから出るボールの質が悪かった。北欧出身の彼にとって,この日本の気候はやはりキツイのか。ただ,この起点となるプレーが出来ないことにはJEFのレベルが上がっていかない。昨年も夏を境にズルズルとチーム状態が下降線をたどっていった。その二の舞にならないためにも久保との併用を考えるなどの工夫が必要となろう。
この敗戦によって,ついに首位陥落。FC TOKYOに抜かれてしまった。ここで踏ん張らないと去年と同じ状況に陥ってしまう危険性もある。次は苦手のConsadole。ここは何としても勝たなければならない。
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