vs GIRAVANZ 感想戦
2試合連続の1-0という,最近のJEFとしては『らしくない』スコアで連勝したGIRAVANZ戦。このゲームに関して言えば,ロスタイムの時間のみハラハラしただけで,あとはわりかし安心して見ていられた。
今のJEFのサッカーにおいて一番必要なのはとにかく先制点。FAGIANO戦もそうだったが,前半20分以内に先制して精神的に優位に立ち,あとは追加点を狙うか,ゲームをクローズするかを状況判断で決めていくことが大事になってくる。あいにく追いつかれたSagan戦,どっちに持っていくか迷いが見えたFAGIANO戦ではまだそのあたりに曖昧さが見えたが,太田が決定機をとことん決め切れなかった時点でゲームを終わらせる算段をしていたと思う。ロスタイムに押し込まれたのはGIRAVANZの頑張りも一因としてあるので,そこを集中して終わらせたことは評価していいだろう。
気になったことがあるとすれば,大島をフルタイムで使ったこと。ゲッセルを途中で村井に代えたのは前半に負ったであろう怪我が水曜日に影響しないようにするためだと思われるが,大島も後半に進むにつれて動きにキレが無くなっていた。3枚目のカードで孝太が出てきたときに変わるのは当然大島だと思っていたが,実際には太田であった。水曜日のSagan戦もあるのに交代させなかったということは,やはり彼の代わりを出来る選手がいないという判断なのだろうか。もちろん,あのキープ力とポストプレーを出来る選手が今のJEFにいないのも事実であるが…。
しかし,太田のJEFでのゴールはいつになったら見られるのだろうか…。もはや,お祓いとかいうレベルじゃないと思う…。
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