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2011/09/05

vs Verdy 感想戦

 今後のことを考えると勝利が必要だったにもかかわらず,追いつかれて引き分けに終わってしまったVerdy戦。チームしての良さが出ていたのは前半までで,あとは終始,Verdyに押されっぱなしの展開となってしまった。前半だけ見たらノーガードの打ち合いも最終的には一方的な展開。運動量の無くなり具合に至っては,かつてのミラーのサッカーを思い出させた。

 そんな状況ではあるが,ようやく初先発となった大島がやっぱり評判どおりの選手であったことは収穫であった。1TOPとしてのポストプレー,ボールキープにはやはり一日の長がある。そして,開始早々のセットプレーからの高い打点のヘディングシュートはあまりに綺麗すぎて竹内が決めたものとばかり思っていた。加入してからコンディション不良により5試合出場がなく,ホントにいるのかと思っていたが,今回のフル出場で次回以降も期待が持てる。

 さて,センターラインの一番前がようやく治まったのはいいのだが,問題はその後ろのボランチにある。特にゲッセル。6月くらいまではようやく馴染んできたかと思っていたのだが,やはり日本の暑さにやられてしまっているようだ。とにかく瞬時の判断が悪い。ボールを持っている状態でパスコースを探しているようでは攻撃もままならない。もっともこれはパスの出し手だけの問題でなく,効果的な動きをしていない受け手側の問題もあると思う。どちらに問題があるかを判断するのは監督,コーチの仕事であり,そこは修正すべきところだろう。ただ,昨日のゲーム後のコメントを読むと,本当にわかっているのかどうか,首をかしげたくなってしまうが…。試合後のメインスタンド側でゴール裏から何か言われてハンスコーチともどもキレまくっていたようだが,その真意が伝わっているのかどうか…。

 幸いなことに今回も上位陣が足踏みして首位との勝ち点差は2のまま。ただし下も詰まってきており,次のSagan戦は今回以上に負けられない状況になっている。この状況から抜け出したいのはみんな同じ。次こそ勝利を。

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