一連の署名活動について思うこと
当署名活動については先週のFC TOKYO戦前に一部サポーター向けにも説明がありました。要は来年に向けてクラブがどういうビジョンを掲げていきたいのか知りたい,そのためにはいつものような体制が決まった後に事後報告のような形で行われるサポコミではなく,12月中に話し合える場を作ってもらいたい,ということでした。
その中で昨年も同じような要求を行ったそうですが,クラブは選手の契約更改等の諸作業を理由に12月中の話し合い開催を拒否したとのこと。そして今年一年の結果を経て,このような署名活動を行い,サポーターとしての意思を示す,ということにしたそうです。
私のことをリアルにご存じの方ならおわかりかと思いますが,私は基本的にJEFのサポーターグループ(blogでは『有志』と言っていますが,基本的に中心は彼らだと思っています)がやることをあまり好意的に思っていない人間です。しかし,今回の一連の行動には賛同させていただきます。理由は簡単です。フクアリを第二の臨海にしたくない,この一点です。
ご存じのとおり,今のフクアリはチーム成績に比例するように観客数が減少傾向にあります。今年の結果を受けて,来季はさらにその流れが加速するでしょう。かつて同じような光景が臨海でもありました。しかし,あの頃は強かろうが弱かろうが,ハコが原因で客が来ないのだ,言われておりました。そしてチームが上向いた頃に満を持してフクアリに移転。少なくともリーグ戦では1万人以上をキープし続けてきました。しかしながら,ここ数年の体たらくで観客数も減少。今年は平均8,000人程度と見込まれているようです。
結局,交通の便もよく,ハコもいいはずのフクアリでもこの状態ということはひとえにチームの問題と言わざるをえません。このままの状態で来季のシーチケ買ってくださいと言われても買う人がどれだけいるのでしょうか。ここはまず,チームのフロントに対してわからせてやることが必要だと考えます。わからせてやるには何がいいのか。要は簡単,数の論理です。そのためには署名を集めることが必要となります。
blogのほうではネット署名も受け付けるそうですが,個人的には手書きのほうが威力が増すと思っています。仮にHOLLYHOCK戦で平均観客数の8,000人(せつない・・・)が来るとして手書きが4,000人分集められれば過半数ですから,それを見せつければ充分に脅威になるでしょう。それで何とも思わないならただのバカです。退陣要求でもなんでもすべきでしょう。
いずれにせよ,三木社長は非上場企業の一社長です。フクアリの観客席から声高に『やめろ!』と言っても彼には響きません。響かせるには手順が必要です。というわけでまずは署名から始めましょう。
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コメント
おっしゃる通りですね。
聞く耳を持たせるためには、数の力も必要。
サポが聞きたいのは、クラブが現状をどう捉え、今後どういう方向性を目指し、どう行動していくのかという、ごく当たり前のことなんですけどね。
投稿: イエロージャージー | 2011/11/29 00:36
TLでも情報いろいろありがとう。底が見えない停滞ぶりとなってしまいました。サポーターが深く憂い心配していることがフロントに伝わってほしいと思います!昨季あんだけ後半強かった福岡や甲府がUターン。(甲府はUターンしそう~ですが、現時点で)昇格できるのか?プレーオフもあるしとても心配してます
投稿: matti | 2011/11/29 18:30
>イエロージャージさま
コメントありがとうございます。
一日たったら状況が180度変わってしまい,少々面食らっておりますが,社長が変わっても問うていきたいことには変わりありません。
署名運動も継続するようですよ。
投稿: PACQUE@管理人 | 2011/11/29 22:07
>mattiさま
来年以降のことについてはどういう監督を連れてきて,どういうサッカーをやるのか,ということがわからないと話ができないと思います。噂されている木山さんなら,そのサッカーを浸透させるのに3年はあげないとダメかなと思います。すなわち,一年でJ1なんて語れない,ということです。
投稿: PACQUE@管理人 | 2011/11/29 22:11