今年のチームに劇的な右肩上がりは求められない
JEF UNITED 市原・千葉 2012 J2リーグ 第10節 vs KATALLER 先発フォーメーション
32.大塚 | 14.荒田 | ||
9.深井 | 15.兵働 | ||
16.佐藤健 | 6.ミリガン | ||
23.武田 | 29.大岩 | ||
5.山口智 | 3.竹内 | ||
1.岡本 |
GW中2日で4連戦というハードスケジュールの初戦,Kataller戦はミリガンのゴールで先制するもFKから一瞬のすきを突かれて追いつかれ,1-1のドロー。3バック相手のチーム3連戦で勝ち点2にとどまり,結果的には4月反攻どころか11位にとどまるという有様となった。
結果だけ見ればシュート22本と確かに圧倒していたが,相手はボールを持たせてもゴール前を必死に守るというタスクを実行すれば点は取られないわけで,いわば完全に術中に嵌ってしまっていた。この考えが悪いとは思わない。それよりもこれを崩して2点以上取れない攻撃のほうが問題なのだ。
この試合,中2日の日程を考慮したのか,攻撃陣を3人入れ替えた。それは理解できるがそのうち2人はシーズン前のキャンプにいなかった選手。プレーを見ていればまだまだ共通理解が足りないのは明らかだった。すなわち,今年のチームに劇的な右肩上がりは求められない。まだまだ時間がかかる,ということだ。
ただし,それを待てるかどうかは別問題。1万人プロジェクトと銘打ったこのゲームに集った観客は天候も影響して約6800人。結果が伴わなければ人もついてこない。JEFのジレンマはまだまだ続く。
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