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2012/07/30

酷暑の中,消耗戦を制す

JEF UNITED 市原・千葉 2012 J2リーグ 第26節 vs FAGIANO 先発フォーメーション
15.兵働 35.ロボ→('68 18.藤田)
9.深井→('69 19.田中)32.大塚→(’90 11.米倉)
16.佐藤健7.佐藤勇
23.武田29.大岩
5.山口智3.竹内
 1.岡本→('58 17.櫛野) 

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 引いてくる相手をどう崩してゴールを決めていくか。この課題が当面ついてくる今のJEFにとっては絶好の相手,AWAYでのFAGIANO戦は兵働のゴールで1-0で勝利!もっとも,この日は相手というよりも暑さとの戦いであったわけだが…。

 こういう気象状況だと,得てして省エネサッカーとなりそうだが,この日はボールを収められるロボを先発させてパスサッカーを展開。兵働の先制点も右サイドで大塚と大岩のコンビネーションから生まれたものだった。

 ただ,さすがに後半の疲労は否めず,FAGIANOの鋭いカウンターにあったが,DFラインが要所で締めるだけでなく,岡本の負傷退場を受けて急きょ出場となった櫛野も変わらぬパフォーマンスを見せてくれた。試合終了後はほとんどの選手がその場にぶっ倒れていたという消耗戦だった。

 難しい戦いだったが,勝ち点3を持ち帰り,来週からホーム連戦。ぜひとも連勝を伸ばしていきたいところだ。

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2012/07/22

前半の早い時間にゴールを決められなかったことがすべて

JEF UNITED 市原・千葉 2012 J2リーグ 第25節 vs Ventforet 先発フォーメーション
15.兵働 18.藤田→('55 35.ロボ)
9.深井→('69 19.田中)11.米倉
16.佐藤健7.佐藤勇
23.武田13.山口慶→('79 14.荒田)
5.山口智3.竹内
 1.岡本 

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 勝って首位をがっちりキープしたかったVentforet戦は0-1で敗戦。首位に立ったチームが次の試合で負けるという最近のジンクスを打ち破れなかったばかりか,引いて守るだけの相手からゴールを奪えなかったという,FC GIFU戦でも見たような結果となってしまった。同じような戦術の相手に二度も負けてしまうというのはもはや猛省していただくほかない。前半の早い時間にいい攻撃を見せていたので,ここで一点取れていれば結果も変わっていただろうが,すべては『たられば』の話。こういうベタ引きの相手からもこじ開けるだけの力を見せてほしい。

 しかし,なんでこうお付き合いしてしまうかなぁ…。

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2012/07/16

AWAYらしい堅実な戦い方で勝ち点3get!

JEF UNITED 市原・千葉 2012 J2リーグ 第24節 vs YOKOHAMA FC 先発フォーメーション
15.兵働→('87 20.伊藤) 18.藤田→('81 8.オーロイ)
9.深井32.大塚→(’64 11.米倉)
16.佐藤健7.佐藤勇
23.武田29.大岩
5.山口智3.竹内
 1.岡本 

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 球技場の隣に古河電工の社宅があり,かつて日本サッカーリーグ時代はホームだった三ツ沢。ただ,JEFになってからここ最近,長いこと勝った記憶のなかった場所でもあった。そんなゲンの悪い三ツ沢でのYOKOHAMA FC戦は1-0で勝利!久々に凱歌を挙げることができた。YOKOHAMA FCは3月に当たったときとはまるで違う『戦える』チームとなっていたが,そんな難敵相手から勝ち点3を奪って帰ることができたのは大きい。

 この日は強風に悩まされた。風上となった前半は相手に試合をさせず,兵働のゴールで幸先よく先制したが,風向きが変わった後半は相手からミドルシュートを打たれまくり,防戦一方。しかし,そんな中でも風下を利用して前線にボールを送り,ボールが風に戻されるのを利用して米倉や深井を走らせてカウンターから優位な状態を作るなど賢い面も見せていた。ゴールには結びつくことはなかったがこの日の状況判断は的確だったと思う。AWAYらしい堅実な戦い方だった。

 思えば完封勝利も久々で,これで首位浮上!…といいたいところだが,上位6チームの勝ち点差がたったの2!これから先もつまづくことが許されないチキンレースは続いていく。過去2年は夏場にふるい落とされた。今年こそしがみつき,突き放していきたいところだ。

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2012/07/08

信頼のブランド,ようやく初仕事

JEF UNITED 市原・千葉 2012 J2リーグ 第23節 vs Sanga 先発フォーメーション
15.兵働 18.藤田→('89 13.山口慶)
9.深井→('80 11.米倉)19.田中→('45 32.大塚)
16.佐藤健7.佐藤勇
23.武田29.大岩
5.山口智3.竹内
 1.岡本 

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 3試合勝ちなしのまま迎えたSanga戦。この強力な相手に勝てないと今後のJEFにも多大なる影響を及ぼしかねないと危惧していたものの,終わってみれば3-2で勝利!藤田の2点目も山口智の『なんでそこに!?』と思えたゴールももちろん素晴らしかったが,今日は田中佑昌の怪我で急遽スクランブル出場となった大塚に尽きるだろう。

 これまでの大塚はその才能がゆえ,周りと息が合わないことが多かった。さらにプレースタイルがガツガツ行くというよりもスマートさを前面に押し出していたようで,個人的にもあまりいい印象がなかった。ところが今日の試合では中盤の底までボールを追い,攻撃面でも果敢にシュートを打つなど積極性を出していた。先制点はあそこにボールを出した兵働も素晴らしかったが,誰もがあそこで『打ってくれ!』と思っていたところでその望みどおりのゴールを決めてくれたのは最高だった。

 こういうプレーをしてくれるとJEFのサポーターからの信頼も厚くなる。信頼のブランドからやってきた,笑いの要素が一切ない関西人,これが戦力になるとこれからもっとJEFのサッカーが面白くなるはずだ。

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2012/07/02

三度目の正直?二度あることは三度ある?

JEF UNITED 市原・千葉 2012 J2リーグ 第22節 vs ROASSO 先発フォーメーション
11.米倉 18.藤田→('78 28.町田)
15.兵働19.田中→('61 9.深井)
20.伊藤→('86 8.オーロイ)7.佐藤勇
23.武田29.大岩
5.山口智3.竹内
 1.岡本 

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 7月の声を聞くと同時にJ2は早くも後半戦突入。その最初となったROASSO戦は0-1で敗戦。正直言っていいところを探したいのだが,それすら見つからないという内容だった。

 気になったのは後半の動き。20分を過ぎてガタっと運動量が落ちる。自陣ゴール前で足が止まってしまうのは何なのか?一歩目が極端に遅くなるのはなぜなのか?1点失い,オーロイを投入したにもかかわらず,パワープレイでやりきろうとしないのは何なのか?考えるだけで憂鬱になる。

 去年もおととしもJEFのサッカーを研究されて,夏場を皮切りに萎んでいってしまった。二度あることは三度あるなのか,それとも三度目の正直か。そろそろ後者の展開を見せないといけないだろう。

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