束の間の幸せな空間
コロナウィルスに右往左往された2020年のJリーグも最終節。危機的状況であった中、最後まで欠けることなく全チームが戦えることができたことに感謝。そして寒空のなかフクアリで行われたGIRAVANZ戦は攻守にバランスを欠いた時間帯に先制を許す。チグハグな時間が続いたが、相手の攻撃を何とか抑えてからのカウンター発動でアラン・ピニェイロのコントロールショットが決まって同点に。これが号令となったか、徐々にチームのバランスが良くなった。
後半は守備からのカウンターが何度もハマり、船山のポスト直撃シュートのこぼれを壱晟がボレーで押し込み逆転!その後は引退が決まっている寿人、そして今日引退を発表した増嶋に何とかゴールを決めてもらおうとお膳立てしながらもしっかり守って2-1で勝利!最終戦でようやく求めているサッカーが展開された。
試合後は全体でのセレモニーと引退発表している寿人、田坂、増嶋のセレモニー。引退は寂しいが、彼らのセカンドキャリアに幸多からんことを祈る。
異例の長さとなった今シーズンも終了。仲間と『また来年!』と言いながらフクアリを後にしたが、あと一週間ちょっとでもう来年だし、年明けたら二週間立たないうちに新体制で始動だろうから、選手もサポも例年と違って気忙しいはず。明日から更新、移籍のお知らせラッシュは想像に難くない。幸せな空間は束の間だ。
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