期待どころか裏切られたような思いの開幕戦

　2022年のJリーグが開幕。期待に胸躍らせるはずの開幕戦は、昨年前半戦のVTRを見せられたような失望感しかないものだった。

　昨年までの結果を本当に継続できていないような動きの悪さ。相手のプレッシャーに簡単に負けてしまう選手。セットプレーで昨年さんざんやられたはずのファーサイドのお留守っぷり。船山から風間に代わっただけのはずなのに連携ミス連発…。キャンプ前や最中にコロナ陽性者が発生した関係で連携がまだまだというのは理解できるが、さすがにホーム開幕戦でこの体たらくでは先が思いやられる。コロナの影響や雨模様もあって約5500人しかいなかった寂しいフクアリではあったが、それでも現場にはせ参じているサポーターは期待を持って開幕戦に臨んていたはずだ。それをこうも簡単に裏切られたような思いにさせられるのは…。

　今一度、自分たちが今年何をすべきかを自問自答して次に臨んでほしい。まだ取り返せる時期ではある。