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2023/10/29

勝つしかないゲームを勝つ素晴らしさ

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 前節でのショッキングな負け方をしてからの一週間を経て行われた、フクアリでのIWAKI FC戦。出場停止だった田中、欠場だった日高も戻って現時点でのベストな布陣で臨んだ。しかしこの日の前半はなぜか動き出しが鈍く、相手にチャンスを何度も与えてしまう。決定力の低さに助けられたが、前節後半のような危うさを感じていた。ただ、攻撃面では呉屋とドゥドゥが効いており、なんもチャンスメイクをする。前半終わりに相手が一人退場となったことで、守備を固める戦術に変えてきた。2試合前のHollyhock戦では最後まで崩すことができなかった。後半はこれをどうこじ開けるか、宿題の解答を見せる場面が訪れた。

 後半は予想どおり、こちらの連続攻撃と相手の一発カウンターをどう抑えるかというほぼ一方的な展開。IWAKI FCの堅い守りをなかなか崩すことができなかったが、交代で入った福満が右サイドから速いクロスを上げるとファーで待っていた小森がヘッド。一度は相手にブロックされるも跳ね返りをダイレクトボレー!これが相手に当たってゴールに吸い込まれた。13900人入ったフクアリは歓喜の嵐。これを最後まできっちり守り切って1-0で勝利!プレーオフ進出にまた一歩前進した。

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2023/10/22

痛い一敗だが残り3試合、お互い必死にやるしかない

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 代表日程の影響により前節から1週間空いて行われた味スタでのVerdy戦。ここを落とすと自動昇格争いから大きく後退することになる大事な6ポイントマッチ。そのつもりで選手もサポーターも臨んだこの試合。序盤は相手のプレスに苛まれる場面が多かったが、相手のミスを突いたドゥドゥの個人技により、立て続けに2ゴールをget!相手の決定力不足にも助けられて2-0で前半を折り返した。

 後半、勝つしかないVerdyの攻めを受ける時間が多くなるJEF。それでもペナルティエリア内で呉屋が倒されてPKを獲得。てっきり呉屋が蹴るのかと思いきや、ドゥドゥと何やら相談した結果、ドゥドゥが蹴ることに。ドゥドゥはブラジル人特有のGKを焦らすような蹴り方で蹴るもGKにキッチリ読まれてしまい失敗。これが結果的に相手に勢いを与える結果となってしまった。終盤になるにつれこちらの足が止まるようになると一方的な展開に。70分過ぎに一点返されるとアディショナルタイム直前に同点、そして逆転と連続してゴールを奪われた。結果的に出場停止の田中と欠場となった日高の不在が響いた形となった。ドゥドゥのPK失敗は責められない。今日の2ゴールはいずれも彼からだ。彼おらずして7連勝も無かった。

 これで自動昇格圏はほぼ絶望。しかしまだプレーオフ進出のチャンスはある。ホーム開催権も難しくなってしまったが、残り3試合、クラブも選手もサポーターもお互い必死にやるしかない。試合後、挨拶に来た選手に罵声を浴びせる声は無かった。みんな今年の我がチームに期待しているのだ。次こそWIN BY ALL!で勝利を。

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2023/10/08

田中和樹初ゴールも水戸ナチオ崩せず

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 前節FAGIANO戦勝利でクラブ記録タイの7連勝。とは言うものの、勝ち続けなけらればならない状況は変わらず。そんな中で臨んだHollyhock戦。予想どおり相手が引くブロックに悉く引っ掛かり、プレスが緩くなったところでミドルシュートを叩きこまれて先制を許す苦しい展開。しかし、なぜか相手FWが妙な行動をしてイエロー二枚で退場。序盤に一人少なくなるという状況になったが、結果的にこれで最後まで苦しめられる展開となった。

 何とか追いつきたいJEFは繰り返し怒涛の攻めを見せるも極端に真ん中を固める相手をなかなか崩せない。それでも前半終了前に左サイドでのワンタッチパスの繰り返しからワンツーで抜け出した見木がクロスを上げると、ファーにいた田中がそのままボレー。当たりはあまり良くなかったが相手GKの逆を突き、左サイドネットに吸い込まれた。今年一年、誰もが待ち望んでいた田中のゴール。これがようやく決まって同点に。今年Sangaからレンタルで来るも、今や不動の右サイドアタッカーとして成長。もはや簡単に返したくない一人となった。

 後半、もう一点奪うべく攻め続ける。45分のほとんどを相手陣内で戦っていたが、もはや相手は勝ち点1でも御の字となったか、かつての『水戸ナチオ』のように完全に守りの姿勢を貫き、こちらも中々ゴールを奪えない。こういう相手にはミドルやロングシュートが有効だが、撃っても枠をなかなか捉えきれず、結局1-1で終了。昇格争いも対象チームが勝っていることもあり、自動昇格条件がさらにきつくなった。

 残り4試合。自動昇格はおろか、プレーオフ進出もまだ決まったわけではない。引き分けたものの追いついての勝ち点1もポジティブに捉えたい。次はなぜか1週空けて22日のVerdy戦。これぞ本当の6ポイントマッチ。勝利のためにいざ味スタ。

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2023/10/02

まだ何も成しえていない。ただ、お楽しみはこれからだ!

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 これからの一戦一戦がすべて決勝戦、という思いでチームもサポーターも臨んだFAGIANO戦。遠方にもかかわらず、それぞれがいろいろなルートを使ってはせ参じたこの一戦。目指すはただ一つ勝利のみ。選手もそれに呼応してか、開始から素晴らしいパフォーマンスを見せた。開始早々に決まった、CKからのメンデスのヘッドを皮切りにドゥドゥの華麗なミドルシュート。序盤から優位に試合を進めると勢いもそのままに呉屋が相手に倒されて見事にPK獲得。いつぞやは見木とひと悶着あったが、今回はさすがに呉屋が見事に決めて前半で3-0。FAGIANOもここまで3連勝で厳しい戦いが予想されていたが、JEFの勢いはそれ以上だった。

 後半も勢いは止まらず。こうなるとFWは乗りに乗ってくる。田中のクロスを受けた呉屋が相手を背にしたと思ったら振り向きざまの反転シュート。これが決まって4点目。これまでゴール欠乏症に陥っていたとはとても思えないスーパーストライカーっぷり。これこそが俺たちが臨んでいた呉屋という男だ。

 そして呉屋に代わって途中投入された小森。ハッキリ言って小森が途中投入された方が相手も怖い。まさにそのとおりで米倉からのクロスを田中がダイレクトで頭で合わせるもGKに弾かれたボールが小森の前に飛び、それを頭で合わせて5点目。呉屋と小森で複数点叩き出せたのは圧巻であった。田中については…ゴール以外の部分で誰もが評価しているので次こそ頼むぞ。

 ハイプレスサッカーの影響か、やはり70分以降危なっかしい場面もあったが、相手が一人少なくなったこともあり、クリーンシートのまま5-0で勝利。クラブ歴代最多タイの7連勝を飾り、2位との勝ち点差も5に縮まった。そう、まだ我々は何も成しえていない。ただ、お楽しみはこれからだ。次の一戦も目指すは勝利のみ!

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