田中和樹初ゴールも水戸ナチオ崩せず
前節FAGIANO戦勝利でクラブ記録タイの7連勝。とは言うものの、勝ち続けなけらればならない状況は変わらず。そんな中で臨んだHollyhock戦。予想どおり相手が引くブロックに悉く引っ掛かり、プレスが緩くなったところでミドルシュートを叩きこまれて先制を許す苦しい展開。しかし、なぜか相手FWが妙な行動をしてイエロー二枚で退場。序盤に一人少なくなるという状況になったが、結果的にこれで最後まで苦しめられる展開となった。
何とか追いつきたいJEFは繰り返し怒涛の攻めを見せるも極端に真ん中を固める相手をなかなか崩せない。それでも前半終了前に左サイドでのワンタッチパスの繰り返しからワンツーで抜け出した見木がクロスを上げると、ファーにいた田中がそのままボレー。当たりはあまり良くなかったが相手GKの逆を突き、左サイドネットに吸い込まれた。今年一年、誰もが待ち望んでいた田中のゴール。これがようやく決まって同点に。今年Sangaからレンタルで来るも、今や不動の右サイドアタッカーとして成長。もはや簡単に返したくない一人となった。
後半、もう一点奪うべく攻め続ける。45分のほとんどを相手陣内で戦っていたが、もはや相手は勝ち点1でも御の字となったか、かつての『水戸ナチオ』のように完全に守りの姿勢を貫き、こちらも中々ゴールを奪えない。こういう相手にはミドルやロングシュートが有効だが、撃っても枠をなかなか捉えきれず、結局1-1で終了。昇格争いも対象チームが勝っていることもあり、自動昇格条件がさらにきつくなった。
残り4試合。自動昇格はおろか、プレーオフ進出もまだ決まったわけではない。引き分けたものの追いついての勝ち点1もポジティブに捉えたい。次はなぜか1週空けて22日のVerdy戦。これぞ本当の6ポイントマッチ。勝利のためにいざ味スタ。
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