4月27日のVEGALTA戦を2-0で勝利するも、3日のIWAKI FC戦を0-1で敗戦したことで再び負け数が先行した状態で迎えたフクアリでのYOKOHAMA FC戦。GW最終日でJAPAN JAM開催翌日ということもあり19時KICKOFFで客足も鈍かったが9000人近くのサポーターが訪れた。
中2日ということもあり、メンバーもだいぶ変わったが、出場機会を得たことでこれをチャンスに変えられる選手がどれだけいるかが焦点であったが、結果として今日は全員が死に物狂いで戦う姿勢を見せてくれた。内容としては相手の方がサッカーとしての質も高かったと思う。それでもそれを上回る勝ちたい気持ちをピッチに立った全員が表してくれていた。呉屋のゴールは相手のミスがきっかけだったが、あれだけの鬼プレスを仕掛けたらミスが起こるのがサッカー。そしてそれを誰もがファーに蹴ると思った瞬間、あえて狭いニアに見事に決めてくれた呉屋のストライカー魂。今後に向けても小森とのスタメン争いが楽しみだ。
ゴールとしてはこの1点だけだったが、今日は仕掛けも鋭く、あと一歩という場面が多かった。また、ディフェンスもいつも以上に全員が体を張っていた。終盤に出場機会の少ない選手が足を攣る場面が続出したが、裏を返せばそれだけ頑張ったということだろう。
今日はサポーターも一丸になっていたように思う。『WIN BY ALL』だけでなく、終盤の千葉コールはあまり経験したことのない声の大きさだった。勝ちたいのはみんな一緒だ。今日の1-0勝利はまさしくWIN BY ALLと言っていいだろう。