チームマネジメントの難しさ
120分の激闘から中3日、12000人を超える観衆の中で行われたフクアリでのROASSO戦。前半20分くらいまでは相手ゴールを脅かすシーンもあったが、やはり疲れからか徐々にパフォーマンスが低下し、相手に押し込まれる展開が続いた。それでも前半は何とか持ちこたえたが、後半、GKとDFの判断ミスから先制ゴールを献上すると、セットプレーからも追加点を許す厳しい展開に。相手のボールの出しどころへのプレスを最後まで掻い潜ることができず、0-2で敗戦。中断前最後のゲームを勝利で終えることができなかった。
今日は小森をトップ下に置く布陣だったが、台所事情とはいえ、エースストライカーを最後までこの使い方するのは正直どうなのかと思ったし、祐介を投入できなかったことにも不満が残る。バックアップにメンデスを入れていなかったことも然り、水曜日の天皇杯の勝因がチームマネジメントなら今日の敗因もチームマネジメントだろう。とは言え、難しさも理解できる。それでもこういうゲームをものにできないとJ1昇格への道のりは厳しいと言わざるを得ない。
今日のゴール裏。最後の選手あいさつで若干のブーイングは出たが、コールリーダーはそれをかき消すようにチャントを歌い始めた。黙って聞いていた選手たちはどう受け止めただろうか。はっきり言ってブーイング食らう方が楽だったろう。あれに応えられないようではそれまでだ。2週間後のYOKOHAMA FC戦、個人的には行けないが楽しみにしている。