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2024/07/14

チームマネジメントの難しさ

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 120分の激闘から中3日、12000人を超える観衆の中で行われたフクアリでのROASSO戦。前半20分くらいまでは相手ゴールを脅かすシーンもあったが、やはり疲れからか徐々にパフォーマンスが低下し、相手に押し込まれる展開が続いた。それでも前半は何とか持ちこたえたが、後半、GKとDFの判断ミスから先制ゴールを献上すると、セットプレーからも追加点を許す厳しい展開に。相手のボールの出しどころへのプレスを最後まで掻い潜ることができず、0-2で敗戦。中断前最後のゲームを勝利で終えることができなかった。

 今日は小森をトップ下に置く布陣だったが、台所事情とはいえ、エースストライカーを最後までこの使い方するのは正直どうなのかと思ったし、祐介を投入できなかったことにも不満が残る。バックアップにメンデスを入れていなかったことも然り、水曜日の天皇杯の勝因がチームマネジメントなら今日の敗因もチームマネジメントだろう。とは言え、難しさも理解できる。それでもこういうゲームをものにできないとJ1昇格への道のりは厳しいと言わざるを得ない。

 今日のゴール裏。最後の選手あいさつで若干のブーイングは出たが、コールリーダーはそれをかき消すようにチャントを歌い始めた。黙って聞いていた選手たちはどう受け止めただろうか。はっきり言ってブーイング食らう方が楽だったろう。あれに応えられないようではそれまでだ。2週間後のYOKOHAMA FC戦、個人的には行けないが楽しみにしている。

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2024/07/11

天皇杯、久々の進撃

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 先週土曜日のS-PULSE戦を良いところなく敗戦。そんな中で迎えた天皇杯三回戦のFC TOKYO戦。久しぶりのJ1チームとの闘いは前半を互角以上の内容で進めるも、相手GKの好セーブもあってなかなかゴールが割れずジリジリした展開に。後半、相手が前半とは打って変わって前掛かりなプレスを仕掛けてきたことで徐々に形勢が変わり、ついに先制を許してしまう。それでもJEFは戦い方を変えずに前への意識を貫き、ついにここまで出場機会も限られていた林が小森のスルーパスから同点ゴールを決める。これで勢いを取り返したが、最後まで逆転できずに延長戦に突入した。

 延長開始早々、前掛かりになったところで佐々木のシュートのこぼれをここ最近、メンバー外が続いていた呉屋が詰めてゴールに叩き込む。この逆転劇にフクアリのボルテージも最高潮。この1点をメンバーのほとんどが足を攣りながらも守り抜き、120分で決着。久々に4回戦進出となった。

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2024/07/01

ここからは総力戦!

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 前節のTOCHIGI SC戦を逆転負け。そして今回の相手、KAGOSHIMA UFCには3月に連続で負けている。同じ相手に何度もやられてたまるか、という気持ちで臨んだこの一戦。前半は相手のハイプレスとロングボールの組み合わせに手を焼き、後手に回る展開。局面では防いでいたものの、DFラインの連係ミスから失点してしまう。その後も相手のペースが続いて今日も難しくなるのか、と思っていたところに一瞬のスキをついてカウンター発動。祐介のシュートが前に詰めていた田口の元に。それを田口がヒールで合わせて相手GKのタイミングをずらしてネットに吸い込まれ、同点に。振出しに戻ったことでチームに勢いが戻った。

 後半は和樹と岡庭の位置をチェンジ。プレスもいきなり行かずに相手がボールを動かし始めたところから開始するなどして変化をつけた。開始早々は危ない場面もあったが、藤田の好セーブにも助けられると徐々に盛り返す。そしてCKを獲得すると、最近は左で巻くCKを任せられるようになった佐々木が中央に見事な弾道のボールを放つと、メンデスが頭一つ抜け出してこれまた見事なヘディングシュート!教科書のようなゴールが決まって逆転に成功した。今季初ゴールのメンデスに群がる選手たち。JEF三唱は両手を挙げてアピールしていた。

 これが決勝点となり、2-1で勝利。3月の悔しさを6月に晴らし、順位も6位に挙げた。

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