悔しい結果…でもフットボールは続く
2024年のJ2リーグ最終戦、山形でのMontedio戦。約2500人のJEFサポーターが押し寄せ、相手とともに最高の雰囲気を作り上げたものの、結果は我々にとって残酷なものに。0-4の惨敗。そしてプレーオフからも転げ落ちることとなった。
期待を持って臨んだ2024年。小森は波があったものの、ゴールを積み重ねて得点王となった。田中和樹は持って生まれたスピードを生かし、クロスの正確さも増してゴールもアシストも昨年を上回った。今季加入した横山は悩みながらも年間を通して高パフォーマンスを維持してくれた。途中加入の品田は後半、チームの中心となった。佐々木は甘いマスクとは裏腹に精神的にも成長しゲームキャプテンを任せられるようになった。チームとしてのまとまりは途中離脱となっても精神的な支えとなった鈴木大輔を中心に米倉などのベテラン勢が担ってくれた。そう、一体感は外から見ても感じられた。
では何が足らなかったか。中のことはわからないが、やはりどこかまだ甘いのではないか。リードしていても終盤に追いつかれただけでなくひっくり返されたゲームもあった。シーズンダブルを喰らわされたのは6チーム。ハマればとてつもなく強いが、それがダメならてんでダメ。監督は常に『ハードなトレーニングをしてきた』と言っていたが、それはたぶんどこのチームもやっていること。来年はこれまで以上に質の高いトレーニングをしないと今年より上に行くのは難しいのではないだろうか。
そしてケガ人。これまで膝の靭帯損傷という大ケガを負った選手を数多く見てきた。ただ今年になってアキレスけん断裂という完治に一年近くかかる選手が複数出た。不勉強で申し訳ないがサッカー選手でアキレスけん断裂なんてあまり聞いたことがない。フィジカルの見立てにも原因があるのではないだろうか。とにかくこの時期に選手が揃えられなかったのは残念だ。
とにもかくにも2024年のJEF UNITEDもこれにて終了。ほかのリーグ戦はまだ終わっていないので、人事その他は12月を声を聞いてからだろう。さすがに今年はかなりの出血を覚悟しなければならない。監督の去就もまだ決まっていない。それでもJEF UNITEDがある限り、フットボールは続いていくのだ。また来年、一体感を持ってやっていけたら…。
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