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2025/05/31

ゴール欠乏も新たな可能性が見えた

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 『前半戦最大の難関』となった5月の連戦を1勝2分2敗として迎えたフクアリでのRENOFA戦。互いに古巣とする選手が複数いることもあり、久しぶりにプレーを見るという楽しさもある反面、JEFとしては絶対に勝ちたい一戦。今季リーグ戦初出場の風間、初先発の河野と新たな力を加えて臨んだ。

 しかしながら結果は0-0のスコアレスドロー。風間の持ち味である選手を使う動き、河野の効果的なサイドチェンジなど過去数戦とは違うスタイルで攻撃を活性化させたが、この日はシュートが枠を捉えきれず、捉えても相手GKに阻まれまくってなかなかゴールを奪うまでには至らなかった。今日行われた他の上位チームは揃ってドローで終えたことで勝ち点が縮まることはなかったが、それを踏まえても勝ちたい一戦であった。

 ただ、見どころがまったくなかったわけではない。風間、河野はもちろん、ケガでしばらく戦列を離れていたエドゥが復帰して高パフォーマンスを披露し、今季初登場となった米倉はFWとしてゴールに向かう姿勢を見せた。アディショナルタイムでのオーバーヘッドは相手GKに弾かれたが、ベテランになっても『まだまだやれる』というところを見せつけてくれた。

 リーグ戦はいったん休止し、次は2週間後。その間に天皇杯2回戦を挟むが、少し間隔が空く。クラブとしてもこの間にリフレッシュして次に臨んでほしい。

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2025/05/26

対策されたらそれを上回ることが必要

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 上位対決連戦、VEGALTA戦をスコアレスドローで終えて迎えた、長崎ピーススタジアムでのV VAREN戦。90分通じて生命線である両サイドを封じられただけでなく、真ん中は相手の3バックにまったく効果がない時間が続いた。相手のカウンターはGKスアレスと大輔、鳥海を中心になんとか抑え続けるも、後半にカウンターからの流れからついに失点。交代枠を使いながら攻めようとするも最後まで決定的な場面を作り出すことが出来ぬまま0-1で終了。まだ首位ではあるものの、下位との差がさらに縮まる結果となってしまった。

 これまでかなり派手にやってきたサイドアタック。当然のことながら相手は対策を打ってくる。それに対して『そちらがそう来るならこちらはこうする』というのは当然持っているはず、なのだろうが、それがいまいちメンバーの間で共有しきれていないように見受けられた。また、サイドがダメなら中央で、ということもあろうが、ここ最近そのおさまりが悪い。そんなこともあってかここ数戦、自信を失いつつあるように見えてしまう。チームとして異なる対策を打つのか、それともこれまで以上に自分たちの良さを前面に押し出していくのか、ここをはっきりさせないと次のステップに進めなくなってしまう。ただ、我々サポーターがやれることは応援だけ。昨日の試合終了直後、一度は歌うことを止めようとしたサポーターに対して、コールリーダーは最後まで歌い続けさせることを選択した。選手やスタッフにこの思いが届いているか。折り返しまで残り2戦に真価が問われる。

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2025/05/17

勝ちきりたかったスコアレスドロー

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 国立での痛い敗戦を受けて臨んだAWAYでのFC IMABARI戦を苦しみながら1-0で勝利。これを受けて連勝すべく臨んだフクアリでのVEGALTA戦。連続する上位対決で雨の中でも14000人以上の観客が訪れた一戦。前半は相手のビッグチャンスをGKスアレスが悉く立ちはだかってこれを防ぐ。攻撃は前半に得たPKを横山が相手にコースを読まれて決めきれず、品田のシュートもポストを叩くなどで無得点で折り返した。

 後半、JEFのキーポイントである両サイドを封じられた中でも、和樹と椿が気を見て中に切り込むなどして工夫を見せる。椿のシュートがバーを叩くなど、あと一歩のところまで追いつめたが、この日は交代カードが効果的にハマらず、このままタイムアップ。是が非でも勝ち切りたかったゲームを0-0のスコアレスドローで終えた。

 直接対決でVEGALTAを突き放すことができなかったが、勝ち点1は何とか得た。上位チームとの差は徐々に縮まりつつあるが、元々簡単なリーグなどと誰も思っていない。次は結果が出ていないV VARENだが、『ひとつひとつ、共闘』で一戦必勝だ。

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2025/05/06

悔しい結果となった国立マッチ

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 日程のキツイAway連戦をドローで終え、迎えた国立競技場でのArdija戦。前売り時点で58000枚出ていた注目カード。お互いWEリーグクラブを持つこともあって、12時からWE、16時からJというダブルヘッダーもあり、この日は1日サッカー三昧となった。

 昼のWEリーグはJEF ladiesが先制されるも追いつき、後半の終盤に劇的ゴールで突き放すもアディショナルタイムに追いつかれて2-2のドロー。前哨戦として勝ちたい試合ではあったが、25000を超えるWEリーグ記録を打ち立てた試合としては果敢に戦っていたと思う。試合後の拍手と選手達の涙がそれを物語っていた。

 そしてJ。前半、相手のデザインされたCKからのセットプレーで早々に先制を許す。Ardijaはだいぶ対策をしてきたようで、中々波に乗れない。そんな中、エドゥが負傷により横山と交代。それが怪我の功名になったか、横山を中心にパスが動き出す。そして左サイドを抉った前からのクロスがファーに動き出していた石川の頭にドンピシャで当たり、同点に。ここから怒とうの攻撃を繰り返すも中々ゴールが割れずに前半は1-1で終了。まさに首位攻防戦であった。

 後半も立ち上がりから怒とうの攻撃を繰り返す。しかし、好事魔多しとはよく言ったもので、こちら前掛かりになっていたところをクリアされると相手にカウンターで持ち込まれた。全員で必死に戻るもオウンゴールという結果に。それでもまだ時間はある。ここからさらにギアを入れるが、相手も必死に守り通す。そしてCKからの流れでカルリーニョスがヘッドを決めたかと思えたが、その前に手を大きく振ってボールに当ててしまい、2枚目のイエローから退場。一人少なくなったが、それでも全員必死に戦い抜いた。だがそれも虚しくタイムアップ。1-2で終了し、下位との差が縮む結果となった。

 結果として3試合勝ち無しとなったが、大事なのは連敗しないこと。次も上位の今治だが今後のことを考えても勝利は必須だ。

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