リーグ後半戦最初の躓き
VORTIS戦をドローで終えるも前半戦終了時点で得失点差で首位キープのまま迎えた、後半戦最初のJubilo戦。人気チームとの対戦、そして暑いながらも久しぶりに晴れた土曜夜のゲームとあって16000人以上の観客が集まった。試合前はホーム側ほぼ一面コレオで埋め尽くされ、『共闘』という言葉のもと開始されたゲームであったが、序盤からリズムが悪くボールをシュートにまで持ち込めない。相手に研究されたという面もあったろうが、ボールを持った選手がパスを出す相手を探すような仕草を何度も見せ、出来は最悪。相手の決定的なカウンターを何度も喰らったものの、スアレスを中心に体を張って抑え、何とかゴールを割らせないという展開だった。
それでも自陣右サイドで相手とボールを競り負けた壱晟がペナ内で押し倒してしまいPK献上。これを決められてしまい先制点を許す。前半は見せ場もないまま0-1で折り返した。
後半、呉屋と杉山に代えてカルリ、椿を投入。カルリがトップ下に位置することによってボールが収まり始め、攻撃が流動的になった。しかしながら相手のディフェンスラインは鉄壁でなかなかシュートまでいけない。さらに相手のGKは元日本代表川島。彼を最後まで脅かすシーンは残念ながら無かった。
このまま0-1でタイムアップ。本格的な夏場を迎える後半戦に向けて揚々となるつもりが、逆に躓く結果となってしまった。
ただ、そうは言っても与えたゴールはPKのみ。流れからは失っていない。また、カルリと椿、そして後半から投入された植田の連携にはある種の光を感じた。また、河野のディフェンスも一時の不安定さを脱した感が見えた。ついに首位は明け渡してしまったがリーグ後半戦は始まったばかり。そして風間が海を渡ることで枠が一つ空いた。来月には再度の移籍期間が来る。FW、ボランチ、左サイドバック、補強は絶対に必要だ。まずは次のAWAY、Kataller戦、絶対に勝利を。