8月最後のホームゲームを逆転勝利で飾る
前節のVEGALTA戦の敗北から1週間、8月最後のフクアリでのVentforet戦。出場停止明けのカルリが復帰で絶対勝利が必要、ではあったが、序盤は相手に攻守ともに主導権を握られて防戦一方。守護神スアレスの活躍がなければ一方的な敗北も覚悟せざるを得ない内容だった。先制点も前節同様、パスミスからのカウンターから失う。早くも暗雲立ちこめる状況となったが、壱晟を中心に全員が集まって再確認。これが功を奏したか、以降は落ち着いて試合を進めた。
徐々にリズムを取り戻して相手ゴールに迫り始める。左サイドでボールを進めた椿が相手のしつこいマークを振り切ってゴールラインギリギリからマイナスパス。これを瞬間フリーとなったカルリが落ち着いて決め、同点に追いつく。これで流れに乗るかと思いきや、相手もこちらの嫌なところを何度も突いてきて一進一退の攻防が前半最後まで続いた。
どうしても突き放したい後半、いきなりゲームが動く。左サイドからの突破から上がったクロスを相手に跳ね返されるも拾ったカルリがダイレクトで前線へ。ファーにいたイサカ・ゼインに渡るとワントラップしてシュート!ボールはポストに当たると跳ね返りがまたゼインの下へ。これをゼインが落ち着いてゴールに押し込み逆転!誰もが期待していた選手のゴールとあって大興奮のフクアリ。これをきっかけにチームは怒涛の攻撃を繰り返し、相手のカウンターも跳ね除け続けた。
最後は2-1で勝利。決定機を何度も逃し続けたため、本来ならもっとゴールを奪ってほしかったが勝ち点3を手にしたのでわがままは言うまい。次は2週間後のAway連戦。下位チームではあるが相手も懸命。それでも一戦必勝で突き進むしかない。








