2025/05/06

悔しい結果となった国立マッチ

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 日程のキツイAway連戦をドローで終え、迎えた国立競技場でのArdija戦。前売り時点で58000枚出ていた注目カード。お互いWEリーグクラブを持つこともあって、12時からWE、16時からJというダブルヘッダーもあり、この日は1日サッカー三昧となった。

 昼のWEリーグはJEF ladiesが先制されるも追いつき、後半の終盤に劇的ゴールで突き放すもアディショナルタイムに追いつかれて2-2のドロー。前哨戦として勝ちたい試合ではあったが、25000を超えるWEリーグ記録を打ち立てた試合としては果敢に戦っていたと思う。試合後の拍手と選手達の涙がそれを物語っていた。

 そしてJ。前半、相手のデザインされたCKからのセットプレーで早々に先制を許す。Ardijaはだいぶ対策をしてきたようで、中々波に乗れない。そんな中、エドゥが負傷により横山と交代。それが怪我の功名になったか、横山を中心にパスが動き出す。そして左サイドを抉った前からのクロスがファーに動き出していた石川の頭にドンピシャで当たり、同点に。ここから怒とうの攻撃を繰り返すも中々ゴールが割れずに前半は1-1で終了。まさに首位攻防戦であった。

 後半も立ち上がりから怒とうの攻撃を繰り返す。しかし、好事魔多しとはよく言ったもので、こちら前掛かりになっていたところをクリアされると相手にカウンターで持ち込まれた。全員で必死に戻るもオウンゴールという結果に。それでもまだ時間はある。ここからさらにギアを入れるが、相手も必死に守り通す。そしてCKからの流れでカルリーニョスがヘッドを決めたかと思えたが、その前に手を大きく振ってボールに当ててしまい、2枚目のイエローから退場。一人少なくなったが、それでも全員必死に戦い抜いた。だがそれも虚しくタイムアップ。1-2で終了し、下位との差が縮む結果となった。

 結果として3試合勝ち無しとなったが、大事なのは連敗しないこと。次も上位の今治だが今後のことを考えても勝利は必須だ。

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2025/04/26

苦手BLAUBLITZから勝利をもぎ取る!

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 三連勝としたTrinita戦から中4日、GWの日程の関係から金曜日の夜開催、初の『金J』となったフクアリでのBLAUBLITZ戦。過去の対戦成績からして誰もが『ここを乗り越えないと先は無い』と思いながらピッチに立つ選手の後押しをしようとしていた。

 愚直なまでにロングボールでの戦術とハードなコンタクトを取る相手に対し、こちらも負けじとバトルができる選手を揃えて立ち向かう。左サイドでエドゥがボールを持つと左に重心が掛かっていたことを察知して右に展開。完全なフリーとなっていた壱晟がアーリークロスをニアに上げると相手DFの間でワンバウンドしたボールに走り込んでいたエドゥが頭で触れてコースを変えて先制!早々の2試合連続ゴールに沸き立つフクアリ。奥さんのおめでたパフォーマンスをするためにボールパーソンにボールを要求するもいまいちピンと来てないようだったが、ボールを貰ってパフォーマンス成功。この幸先良い先制がチーム全体にさらにシナジーを生み出した。

 昨年までは相手の肉弾戦のようなバトルに根負けするようなところも見受けられたが、やはり今年は違う。その最たる例がカルリーニョス。パスの楔になれるわ、3人に囲まれても颯爽と躱すわ、プレスはサボらないわと日本でプレーするFWに必要な要素を兼ね備えた優秀な助っ人。そして追加点はそのカルリの見事な空中でのボディバランスから放たれたヘッドから生み出された。

 前半は2-0で終了。昨年同様、コートチェンジで揺さぶるつもりだった相手にダメージを与えるに充分な内容だった。

 後半もさらに勢いづき、左サイドでの椿→エドゥのパスからエドゥがワンツーの形でスルーパス。椿が満を持してサイドを突破してグラウンダーのクロスを上げると相手のクリアミスを誘い、そこにフリーで走り込んだカルリが合わせて3点目。何年も苦しめられたこの相手に、ついに自分たちの形でもゴールが奪えた。

 終盤は今後の日程を考えてか、メンバーを早めにチェンジ。クリアミスが原因で1点を失ったのはもったいなかったが、3-1で完勝し、4連勝達成。この4月断面で早くも勝ち点30に到達、3位以下との勝ち点差をさらに広げる結果となった。

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2025/04/20

堅守の相手にエドゥ得意ののミドル一閃

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 4月になって再びの連勝で迎えたフクアリでのTrinita戦。ここまで一勝であるもののドローが6という堅守であり、戦前から苦戦が予想された。始まってみると予想以上の堅さ。左右の両サイドは封じられ、何とかゴール前まで迫っても今度はCBが厚いということもあって前半は無得点。ただ、相手の攻撃にそれほどの怖さはなく、後半どのようにこじ開ければ良いのか、というアイデアが求められる後半となった。

 その後半、答えを出したのはこの日、久しぶりの先発となったエドゥアルド。左サイドでのパス交換から内側に若干切り込むと相手のプレスが来ていない瞬間に右足を鋭く振りぬいた。まっすぐ飛んだ無回転のボールはGKの手前で鋭くぶれ、そのままゴールに突き刺さった。堅守相手に均衡を破る見事なミドル一閃。待ちに待った先制点に大興奮のフクアリ。この一点をこの日は相手以上に堅守を誇った11人が最後まで守り切り、今シーズン初の1-0勝利。第2節以来の無失点も守備の集中が高く、全員のハードワークが見てとれた。

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2025/04/13

正直、勝った気がしない

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 前節のHollyhock戦を勝利、その勢いを持って迎えた藤枝でのMY FC戦。大雨でピッチコンディション最悪な状態だったが、開始早々に決まったカルリーニョスのゴールを皮切りにカルリ、石川と前半30分までに3点先行…とここまでは良かったが、その後、相手に立て続けに2点を返された。ピッチで滑ったり、相手のプレッシャーに瞬間的に負けたりと、ちょっと雰囲気の悪い状態で前半を終えた。

 後半も相手の勢いは衰えず、防戦一方の時間帯が続いたが、何とかゴールラインだけは割らせず、最後はスアレスが枠に入ったFKのボールをスーパーセーブで弾き出して試合終了。結果としては常にリードしていたものの、正直勝った気がしない一戦だった。

 それでもAwayで勝ち点3を持ち帰るのは今季の至上命題であり、そこを守りきったことは評価したい。昨年までのJEFなら追いつかれたり、逆転されることが当たり前のようになっていた。今年はまだ、それが無い。勝ち切ることで他のライバルチームにも差をつけることが出来る。今日の反省を活かして、次に向けてさらなる高みを目指してほしい。

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2025/04/05

難しい相手に苦戦しながらも連敗阻止、そして勝利!

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 AWAYでのVentforet戦のあと、Luvain CupでのKataller戦、リーグ戦AWAYのJubilo戦と連敗。リーグ戦の連勝も6で止まったことで、4月最初の戦いが言わばリスタートとなった、フクアリでのHollyhock戦。序盤から相手の早いプレスに手を焼き、またしても早い時間にあわや先制点献上…という場面も見受けられたが、CKのチャンスからそのこぼれ球を最後列で張っていた壱晟がダイレクトボレーを放つと、そのシュートが一直線でゴールネット左上隅を突くゴラッソとなり、先制!このワンチャンスを生かし切ったことで優位に立ったかと思ったものの、前半は全体的に低調で、いつ同点にされてもおかしくない展開だった。

 後半、追加点を奪うために早々に攻勢に出る。前半とは打って変わって前線が躍動。しかし、石川の『あとは決めるだけ』が枠を捉えきれなかったのが尾を引いたか、前掛かりになったところで逆にカウンターを喰らって同点に追いつかれた。昨年までならここから逆転を許してしまうようなことも多かったが、今年は違う。ボランチを品田、エドゥに変えてさらに攻勢を強めると、右サイドから壱晟のクロスをオーバーラップしていた日高がダイレクトでシュート、GKが弾いたところに詰めていた和樹がゴールに押し込んで突き放した!

 このリードを守り切って2-1で勝利。今日も課題の多いゲームであったが、『悪いなりにも勝てるチーム』にはなりつつある。今日はライバルチームも引き分けで勝ち点差はさらに広がった。この勝利は大きい。

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2025/03/29

2ndチームにはほろ苦い結果となったルヴァンカップ

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 2025年のルヴァンカップ1回戦はKatallerのホーム、富山での対戦となった。3月下旬のAWAY3連戦の中日であったが、個人的に行けるのはこのゲームだけだったので参戦した。ただ、約150人の応援でも精いっぱい声を届けたが、むなしく敗戦、今年も1回戦突破はならなかった。

 メンバーとしては非常に楽しみではあったものの、リーグ戦を戦ういわゆる1stチームとは現時点でレベルに差があり、チーム力底上げになっていないという印象を受けた。リーグ戦に出られる選手は限られているのだから、カップ戦で出場機会を得ないと出番はさらに減ることになる。結局今年もルヴァンに関してはこれから先の機会を失った。あとはもう、天皇杯しかない。この結果を踏まえて今後どのようにこのクラブで戦っていくのか、個々で考えてもらいたい。

 ポジティブな面は風間、谷田、米倉のケガからの戦線復帰だろう。米倉は出場機会無かったが、いずれも今年を戦ううえでの戦力になってほしいと強く願う選手たちである。さらなる底上げを期待したい。

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2025/03/16

今年は違うぞ!と感じさせる開幕5連勝!

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 前節Consadole戦、苦手の札幌ドームで3-1と快勝し、開幕連勝を4に更新。そして迎えたフクアリでのEHIME FC戦。雨で寒いという悪コンディションの中、今季初勝利を目指すEHIME FCの出だしの勢いにつききれず、いきなりゴラッソを許してしまう。三試合連続失点となってしまったが、これまでのJEFとは違うという雰囲気を持っている今年のチームはやはりそのとおりの結果を見せつけてくれた。

 まずは前半に石川の華麗な左足でのループシュートで追いつく。ここから一気に…となりつつあったものの、現在再開のEHIME FCは組織がしっかりしており、なかなかゴールを割らせてくれない。ジリジリしたまま前半が終了。後半、どちらが先に二点目を挙げるか、という状況になった。

 後半、先にゴールを決めたのはJEF。品田のシュート気味のクロスを呉屋が頭で合わせてコースを変えて逆転!沸き立つフクアリに呉屋は札幌ドームでの看板越えを見せようとするもさすがに自重。これでチームの雰囲気も押せ押せになり、その後に石川の追加点、初出場カルリーニョスのビューティフルゴール、そして最後は吉田のJ2初アシストからの横山のダメ押しと最後まで攻め続けて5-1で圧勝!開幕連勝記録を5に伸ばした。

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2025/03/02

2025年の第一関門、難敵Montedio撃破で開幕三連勝!

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 2025年シーズンを幸先よく連勝でスタート。迎えたフクアリ連戦2戦目は5年以上勝てていないMontedio。昨年最終戦でも0-4で煮え湯を飲まされた相手だが、なぜかあちらは開幕連敗。現在置かれている立場は異なるが、ここを勝てなければまたいつものシーズンに戻ってしまいかねない。クラブはもちろん、サポーターもその思いを持ってゲームに臨んだ。

 開始早々、椿の突破がファウルを誘ってFKを得るもチャンスを生かせず。その後はMontedioにボールを持たれる展開に。鳥海のパスが田口に繋がらず、ピンチを招く展開になったことが2度あり、地に足がついていないのでは…と思った矢先、カウンターから先制を許してしまう。またいつもの光景か…となりかけたが、早い時間帯に相手ペナ内での混戦から横山が見事なコントロールショットで同点に追いつく。さらに右サイドに展開されたボールに和樹が追いつき、素早くグラウンダーのクロスを入れるとそのボールを信じて走りこんでいた椿が押し込み、前半のうちに逆転!この光景に沸き立つフクアリ。しかし相手はMontedio。すぐさま同点に追いつくシュートを叩きこみ試合展開は全くの五分のまま前半を終えた。

 後半、お互い3点目をどちらが先に奪うかという展開に。左サイドで得たFKを日高の左足が直接ゴールを狙う。相手GKが直接キャッチできないと判断してはじいたボールが大輔の前に。これを押し込んで3点目をget!昨年アキレスけん断裂でシーズン後半を棒に振ったキャプテンのゴールに歓喜のフクアリ。力のこもったJEF三唱は彼の完全復活をアピールするに十分だった。

 この1点を交代メンバー含めて最後まで守り切ってクラブ初の開幕三連勝を達成。長年、経験してこなかったスタートダッシュの成功が現実味あるものとなった。

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2025/02/22

ホームフクアリで会心の勝利!

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 敵地での開幕戦を苦しみながらも勝利し、そのままの勢いで迎えたホーム開幕戦。昇格組のKatallerを迎えた一戦は石川、鳥海のゴールで2-0の勝利!約10年ぶりの開幕連勝という景気の良いスタートとなった。

 前節出番のなかった大輔、日高も自分の持ち味を存分に出し、バースデーゴールの石川、セットプレーからでもゴールを決めた鳥海も初のジェフ三唱を披露。スタメン交代後の全体的なパフォーマンスが落ちたように見えたのは気になったが、それを差し引いてもやはりフクアリでの勝利は格別だ。

 次節は難敵中の難敵Montedio。ただ、ここで躓いたら元の木阿弥となるだろう。これを乗り越えるためにも次も勝とう。

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2025/02/16

2025年の開幕戦、割り切っての勝利!

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 2025年のJリーグが開幕。JEFはハワイアンスタジアムいわきにてAWAYでの戦い。昨シーズンはシーズンダブルを喰らわされたIWAKI FC。特にこのスタジアムではこれまで過去2回勝てていない。相手のパワーに根負けしてしまうことが多く、最初から厳しい戦いが予想された。

 その予想はやはり的中。コイントスでコートチェンジされると相手のフィジカルサッカーと風下の不利さが重なって前半はほぼ押し込まれまくった。前半のピンチの中で1点でも先に取られていたら完全にやられていただろう。しかしこの厳しい時間帯を四年ぶりに帰ってきた鳥海と昨年のケガからようやく復活した久保庭のアカデミーコンビを中心に耐え凌ぐ。ピンチのあとにチャンスあり、とはよく言ったもので30分に前半唯一のチャンスであった椿のペナルティエリア内での突破を相手がファウルで止めてPKをゲット!蹴るのは今年、10番を背負った横山。決まるか決まらないではこのゲームの行く末がさらにわからなくなりそうな場面で落ち着いてきっちり決めて先制!前半を1-0で折り返した。

 後半開始は前半終了時にやや歩けない状態だったエドゥアルドに変えてデリキを投入し、横山、林を一列下げた布陣に。序盤はさらに攻勢を強めてきたIWAKI FCのペースで続いたが、つなぐことを止めてこちらもロングボールを使ってバトルを仕掛け始めると徐々に盛り返し、連続攻撃の中からインナーラップを仕掛けた壱晟に横山がスルーパス。これを壱晟が相手GKの動きを見きってループシュート!DAZNの実況曰く『きれいなシュート』が決まって待望の追加点。その後は無理をせずにブロックを強いてしのぎ切り、見事に2-0で勝利!内容としては手放しで喜んでいいものでないが、苦手の地で勝ち点3を手にする快勝劇であった。

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