2025/11/09

ジェフっぽさが出てしまった

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 先週のConsadole戦は個人的に体調不良で欠席。快勝の場面はDAZNで視聴していたので約1か月ぶりとなったフクアリでのMY FC戦。ここからさらに連勝を重ねることで昇格争いに踏みとどまるという思いを持って臨んだ一戦。メンバーも出場停止明けの田口とイサカが戻ったことでベストメンバー。さあ、ここから…というところではあったが、相手がこれまでのような攻撃上等のような戦い方ではなく、ブロックを深く敷いてのスタイルできた。

 こちらが昇格争いなら相手も残留争い。どちらも負けたくない一戦。そして試合は早々に動く。相手のCKからニアですらされてぽっかり空いた真ん中に飛び込まれて先制を許す。今日も試合の入り方が悪い。これで引かれたらさらに…と思っていたが、こちらのCKの場面でファーの田口が引っ張られて倒されPKを得る。蹴るのは大地。かつて一度外していたので不安は過ったものの、ここは落ち着いて決めて振出しに戻した。

 ここからさらに突き放す…という思いでチームとして攻め込むも、5-4-1で引いてきた相手に今回も最後の最後で詰まる。シュートを打っても枠に行かず、チャンスを悉く手放しまくった。ふだん攻撃一辺倒の相手も慣れないスタイルからか、カウンターを受ける場面も少なかったが、それ以上にJEFの拙攻が目立つ場面が多かった。

 同点に追いついた以降は相手のディフェンスを崩すことができずに残りの時間が経過。最後は全体的に焦りが出て、呉屋も4枚目のイエローをもらって次節出場停止。良いところが無いまま試合終了。他会場の結果を見ても痛すぎる敗戦となってしまった。

 これでリーグ戦も残り2試合。連勝しても2位以内に入れる可能性はあるものの、見通しは正直厳しい。でも厳しくしてしまったのは自分たちなのだから、そこは最後までやり通す他はない。先週発売されたUNITEDに『ジェフっぽさ』というワードがあったが、まさに今回はそれがもろに出てしまった。残り2試合、『ジェフっぽさ』とは縁のない戦い方と結果を手にしてほしい。

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2025/10/27

八橋の地は簡単に勝たせてくれない…

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 水戸での劇的勝利から1週間。Away連戦となった秋田八橋でのBLAUBLITZ戦。ここ最近の熊出没や雨影響も心配されたが無事開催された。

 前半から相変わらずこちらの良いところを消してくる予想どおりの展開。とにかくロングボールからのバトルが多く、プレーが笛で止まる。前半はこちらもそれに付き合ってしまい、なかなかシュートまで行けない。それは相手も同じで、しまいにはボールパーソンをやっていたユースの子が自分のトップチームのマイボールなのに寝ていたことでボールを出さないという笑えない始末。しょっぱい感じで前半は終了。

 後半、監督から修正指示が出たのか攻撃が動き始める。左サイドからの攻めが活発化し始めた。そこまでは行くのだが、そうすると今度はフィニッシュに難があり、シュートが枠に行かない。サイドから崩してクロスを上げるも守備には定評ある相手なので簡単にはいかない。終盤に相手の退場もあり、田口がそれで得たFKをわずかに外すと完全に引きこもりモード。こうなるとなかなか難しい。この日は交代の判断も難しかったのかかなり遅く、最後までこじ開けられぬまま、0-0のスコアレスドロー。Hollyhockが勝ったことでまた勝ち点差が広がってしまった。しかし八橋ではなかなか勝てない。

 これで残り4試合。うち3試合はホーム。相手はいずれも昇格も降格もないチームばかり。モチベーションに差はあろうが、負けたいと思って試合に臨むチームは無い。それでも全部勝つ気でいかないと自動昇格は夢のまた夢だ。まずは次のConsadole戦、フクアリでは滅法強いが、必ず勝とう。

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2025/10/20

崖っぷちから這い上がれ!

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 前節のV VAREN戦から1週空けて行われた水戸でのHollyhock戦。前日の他チームの結果により暫定6位まで順位が下がり、本当の意味で後がなくなった崖っぷち状態で迎えた一戦。販売開始1分弱でAWAYゴール裏がソールドアウトしたことで他の席種も売れまくり、スタジアムの半分を黄色で埋め尽くした6ポイントマッチに相応しいコントラスト。ふだん声を出しているサポーターがメイン、バックともに馳せ参じたことにより、ホーム側に負けない、それを超える声量と雰囲気で選手を鼓舞する気満々で全員がこのゲームに臨んでいた。

 試合開始直後からJEFは激しいプレスを繰り返し仕掛ける。しかし相手もここまでしぶとく勝利を積み重ねてきた猛者。本当によく鍛えられているなという印象。ボール回しでもミスがほとんどなく、逆に何度もパスカットを許す。ただ、JEFも決定的な場面を作らせるまでには至らず、冷や汗をかいたのは序盤のシュート一本のみ。たぶん第三者視点であれば最高に面白い戦いなんだろう。しかしながらこちらはそうも言っていられない。負けは当然、ドローも絶対許されない。ほしいのは勝ち点3のみ。そんなジリジリした展開の中、あっという間に前半が終了。見ていても応援していても面白いゲームは時間の進みが早く感じる。

 後半、相手の攻撃とピッチ状態に慣れたのか、我慢していた前半とは異なり有利な展開が進む。右から左への展開からカルリが受けて見事なミドルを放ってネットを揺らすもオフサイドの判定。徐々にではあるがペースをこちらに手繰り寄せ始めた。もちろん相手も負けられない。そんな一進一退の戦いが進んでいった。

 スコアレスのままロスタイムに。その直前に呉屋、米倉という攻撃に強いカードを切ったJEFが猛攻を仕掛け、米倉のシュートがバーを直撃するなどの連続攻撃が続いた。そしてラストワンプレーとなるであろう時間帯に得たCK。キッカーの品田がバック側に陣取ったサポーターを煽る。それに呼応するかの如く、さらにパワーを注入するサポーター。品田が放ったキックは弧を描いてGKの頭上に。そこにエドゥが一か八かのアタックを仕掛けるとフィスティングで逃れたボールが後ろで控えていた杉山のもとに。ボールを前に置いた杉山が得意の左に行くと一瞬見せかけて右に動く。誰もが左に行くと思っていたため一瞬フリーになった杉山が右足でシュート。見事に放たれたボールはサイドネットに突き刺さった。

 待望のゴールにゴール裏、バクスタ側、そしてメインスタンドを埋め尽くしたサポーターが歓喜という言葉では片づけられないレベルの大歓声を上げた。まさに狂喜乱舞とはこのこと。そしてこのゴールが決まったことで試合終了。崖っぷちに立たされていたチームがラストワンプレーで喉から手が出るほど欲しかった勝ち点3を手にした。

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2025/10/05

サッカーはゴールを決めなきゃ勝てません

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 ホーム連戦、前節ドローで一歩後退となり、勝利必須で臨んだV VAREN戦。これまでと異なり、前半から良い入りを見せたものの、シュートの場面で枠を悉く外すという展開。そんな流れの中で前半終了間際に判断の悪さから先制点を許してしまう。後半、引いた相手に怒涛の攻めを見せるも単調な攻撃でゴールを割ることができず、逆にカウンターで追加点を許してしまう始末。結局最後まで相手の堅守を崩せぬまま0-2で敗戦。6ポイントマッチで痛すぎる結果となってしまった。

 サッカーはゴールを決めなきゃ勝てない。当たり前のことではあるがその当たり前を実行できなければ勝利を手にすることはできない。確かにこの試合ではピッチにいた全員が戦っていた。それは認めるがゴールを決めるというミッションが実行されなければ最良の結果を得ることはできない。次も引き続き6ポイントマッチ。今年も引き立て役で終わるのか、それとも主役に返り咲くことができるのか。今後を見据えるうえでも大事な戦いは続く。

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2025/09/27

追いつくまではできたが…

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 9月のAWAY連戦を1勝1敗で終え、約1か月ぶりのホームゲーム、フクアリでのROASSO戦は先制されて以降、2度追いつくまではできたものの、逆に突き放すことができずに2-2のドロー。今後を見据えるとどうしても勝利が欲しい一戦ではあったが、相変わらず試合の入り方が悪いことでリズムが出ず、オウンゴールの形で先制点献上してしまった。

 その後も相手のハードワークを上回ることができず、何とか守備でカバーしていたが、守勢に回っていた場面でカウンターチャンスを得ると、エドゥのスルーパスに呉屋が反応。詰めてきたGKと対峙しながらニア上に決めて同点に。前半で追いついたことで息を吹き返し、1-1で前半を終えた。

 後半、徐々にリズムを作れるようになったJEFではあったが、守備のまずさから相手に追加点を許してしまった。それでも数分後にイサカ・ゼインの振り向きざまシュートでさらに同点に追いつく。ここから互いに持ち味を発揮した怒涛の攻めを繰り返すも最後までゴールが割れぬままタイムアップ。JEFは勝ち点1しか上積みすることができなかった。

 この試合はこれまで守備の要として君臨していたホセと河野が不在という状況。代わりに出た椋大と久保庭も久しぶりの出場にも関わらず戦えていた。しかしながらこの状況で二人がいないのは正直痛い。今後のことはわからないが、これから続いていくV VAREN戦、Hollyhock戦にはどうしても必要な選手たちだ。次は普通に出てくることを願っている。

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2025/08/31

8月最後のホームゲームを逆転勝利で飾る

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 前節のVEGALTA戦の敗北から1週間、8月最後のフクアリでのVentforet戦。出場停止明けのカルリが復帰で絶対勝利が必要、ではあったが、序盤は相手に攻守ともに主導権を握られて防戦一方。守護神スアレスの活躍がなければ一方的な敗北も覚悟せざるを得ない内容だった。先制点も前節同様、パスミスからのカウンターから失う。早くも暗雲立ちこめる状況となったが、壱晟を中心に全員が集まって再確認。これが功を奏したか、以降は落ち着いて試合を進めた。

 徐々にリズムを取り戻して相手ゴールに迫り始める。左サイドでボールを進めた椿が相手のしつこいマークを振り切ってゴールラインギリギリからマイナスパス。これを瞬間フリーとなったカルリが落ち着いて決め、同点に追いつく。これで流れに乗るかと思いきや、相手もこちらの嫌なところを何度も突いてきて一進一退の攻防が前半最後まで続いた。

 どうしても突き放したい後半、いきなりゲームが動く。左サイドからの突破から上がったクロスを相手に跳ね返されるも拾ったカルリがダイレクトで前線へ。ファーにいたイサカ・ゼインに渡るとワントラップしてシュート!ボールはポストに当たると跳ね返りがまたゼインの下へ。これをゼインが落ち着いてゴールに押し込み逆転!誰もが期待していた選手のゴールとあって大興奮のフクアリ。これをきっかけにチームは怒涛の攻撃を繰り返し、相手のカウンターも跳ね除け続けた。

 最後は2-1で勝利。決定機を何度も逃し続けたため、本来ならもっとゴールを奪ってほしかったが勝ち点3を手にしたのでわがままは言うまい。次は2週間後のAway連戦。下位チームではあるが相手も懸命。それでも一戦必勝で突き進むしかない。

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2025/08/25

攻撃の無効化に対する打開策が欲しい

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 6ポイントマッチ3試合目、ユアテックスタジアムでのVEGALTA戦。過去2試合いずれも苦しみながらも1-0で競り勝ったことで、この試合もその気持ちで臨んだものの、開始早々に田口がイエローを貰ってしまったことでアグレッシブさが欠けたうえ、相手があまり出てこずに引く時間帯が多く、自分達のペースにすることができなかった。さらに相手はこちらのミスに付け込んでのカウンター狙い。先制点献上はまんまとその戦略にハマってしまった瞬間だった。

 結局、相手の対策を上回る事ができないまま最後までゴールを奪うことができず0-1で終了。首位との差を詰める結果を得ることができなかった。攻撃を無効化されると打開策がなかなか無いのが苦しい。カルリがいれば何とかなったかもしれないが、やはりそこ頼みでは…。

 負けてはしまったがそんな中でも後半、久しぶりに投入されたデリキには個の強さを感じた。シュートは無かったが、もっと機会を与えてほしいと感じた。植田も日高、前とライバルが多いが可能性を感じる瞬間が見て取れたので今後が楽しみだ。

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2025/08/17

フクアリに集う15000人以上の前で久しぶりに勝利!

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 6ポイントマッチ三連戦の二戦目、フクアリでのVORTIS戦。STARTO ENTERTAINMENT所属、関西ジュニア『AmBitious』のメンバー、大内リオンさんの来場も相まって15000人以上の観客で溢れかえったアリーナでのゲームはお互いの持ち味を存分に発揮したスリリングな展開となった。

 序盤はJEFがペースを握る。この日は相手のプレッシャーが少ないこともあったのか、河野からゼインのロングフィードがバシバシ決まる。ただ、相手もこれまでリーグ最少失点数の強者。完璧なシュートを打っても弾かれまくるという展開。そして相手はこちらのDF裏を狙うというのが見え見え。それでも何度も通されてピンチを招くシーンが多数見受けられた。

 もうこの展開は複数ゴールを望むのではなく一点勝負。後半も田口とエドゥという現時点で最高な組み合わせのボランチコンビを中心に攻めまくる。そんな中で先制したのはJEF。右サイドでごちゃごちゃした状態からゼインがバランスを崩しながらもスルーパスを送ると、それにカルリーニョスが反応。相手のラインギャップを突いて中央にクロスを送ると相手GKの反応が遅れてボールコースが変わり、それを防ぎに行ったDFに当たってオウンゴール。同時に詰めていた森がボールとともにゴールラインを割ったを見て沸き立つスタンド。待望の先制点に自分がゴール決めたかのように喜ぶ森。最初は躊躇したように見えたが、スタンドの雰囲気も手伝ってジェフ三唱初を披露した。

その後は守りに集中しながら隙を見てボールをら前に運ぶことを選択。しかしながら相手も追いつくために猛攻を仕掛けてきた。あわやのシーンは何度もあったがピンチの際は全員が体を張って守る。そして最後は『残念、そこにホセ・スアレス』と言わんばかりにスーパーセーブ連発。そのまま1-0で連勝。6ポイントマッチ連勝という最高の結果を手にした。

 ピッチに立った選手だけでなく、フクアリに集った全員で掴んだ勝利と言っていい。そして15000人以上の観客の中での勝利は2017年最終戦、近藤直也の大逆転ヘッド以来のことだ。この勝利はとてつもなく大きい。次の相手もこれまた6ポイントマッチとなるVEGALTAだ。ホセ・スアレスが言っていたとおり『一戦必勝』で向かおう。

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2025/08/10

国立の仇を大宮できっちり返す

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 リーグ後半戦で勝ち点差があまりないチーム同士の直接対決、いわゆる『6ポイントマッチ』。ここで勝つか負けるかでその後の戦い方が左右されかねない大事な戦い。今年も日程くんがいい仕事をしてくれたおかげと言っては何だが、JEFは今回のArdija戦を皮切りにVORTIS、VEGALTAとこの厳しい戦いを強いられることとなった。逆に言えばここで結果を出せれば再び上昇気流に乗ることになる8月。結果は5月の国立での仇を大宮できっちり返すことに成功した。

 序盤は『新たな翼』イサカ・ゼインと『今年の翼』椿を中心にハイテンションに攻め立てる。ゴールまで行くシーンを何度も演出したが相手GKのハイパフォーマンスもあってなかなかゴールが割れない展開。そして時間が経つにつれてArdijaのペースになり前半最後は防戦一方の状態に。何度も相手に完璧なシュートシーンを作られたが、体を張ったディフェンスで阻止するだけでなく、守護神スアレスもナイスセーブを連発。なんとかスコアレスで折り返した。

 後半、いきなりゲームが動く。相手のパスを中盤でカットした田口が中に絞っていた椿にボールを渡すと、相手右SBが上がっていたことでぽっかりと空いた右サイドを駆け上がる。椿からのリターンを受けた田口がほぼフリーの状態で受けるとFW二人の動きを確認したうえで高性能のクロスを上げる。ボールウオッチャーになっていた相手DFの視界から消えていたカルリーニョスがドンピシャのヘッドで合わせるとボールは相手GKの取り難いとされる頭の上へ。ボールはバーを叩くもそのままゴールイン。待望の先制点に沸き立つ満員のAWAY席。否が応でも期待が高まっていた。

 このゴールをきっかけにさらに勢いが増したが、追加点を奪うまでには至らず。最後は同点を狙う相手に押し込まれる時間が続いたが、スアレスが神がかったセーブを連発。長いアディショナルタイムを経て試合終了。大事な勝ち点3、そして最初の6ポイントマッチを制した。

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2025/08/04

久しぶりのホーム勝利を飾れず

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 中断前のAWAY、Montedio戦で久しぶりに勝利、そして迎えたフクアリでのIWAKI FC戦。中断期間にこれまで『昨日の敵』とも言えたイサカ・ゼインを補強。そしてさっそく先発に名を連ねた。ボランチはこれまで無かった祐介と安井。ワントップにこれまたこの期間に補強した森を据えて再開後の一戦に臨んだ。

 しかしながら前半は相手のフィジカルに押されてかペースをつかめない。それでも新しくなった右サイドを中心に攻め立て、ゴールに迫る瞬間を何度も作った。わかっていたことだがイサカ・ゼインはやはり早くて強い。この新しい右の矢は和樹とはまた違う魅力を存分に発揮していた。相手が3バックということもあり、左の椿もスペースを突く突破を何度も見せ停滞していたアタックが蘇ったようだった。

 それでも先制はIWAKI FC。前半終盤に中央を突破されて失点。気候もあってか、エアポケットのように真ん中が空いてしまった。前半は0-1で折り返す。

 後半、対人に強い呉屋とエドゥアルドを横山、安井と入れ替えて頭から投入。これが功を奏して徐々にボールを保持していく。繰り返ししてシュートチャンスにまで持っているようになったが、枠を捉えきれなかったり、シュートが弱かったりでなかなかゴールを割れない時間が続いた。それでも壱晟のキープから右サイドを抜け出したゼインにボールが渡ると、グラウンダーのクロスが誰にも引っかからずに逆サイドの椿へ。椿がそれをカットインから右足を振りぬくとボールは右上隅にズドン!フクアリで久しぶりにジェフの選手のゴールが決まった!

 さあ、これで同点。直後の給水タイム明けにチームはひっそりと祐介から日高にチェンジ。なかなか交代アナウンスもなく、誰もが気づかずに数分経ったが、その存在を気づかされる局面が。左サイドペナ横で得たFK。キッカーに立つのは日高とエドゥ。どちらが蹴っても面白いが、日高が蹴ったボールは誰もがファーと予想する中、あえて狭いニアにコントロールされて直接ゴール!この逆転劇に沸き立つフクアリ。ケガで戦列を離れていた日高の待ち望んでいた芸術弾に酔いしれた。

 しかし、それもつかの間、相手のセットプレーから同点ゴールを許してしまった。このリードを守るために3バックにしていたが、結果としてやられてしまった。結局このまま互いにゴールを奪えずに2-2のドロー。JEFとしては勝ち切りたかったゲームで痛いドローとなった。

 勝ち点は1しか積めなかったが、フクアリでようやくゴールが決まり、一度は逆転するという、ようやく見せられるゲームができるようになってきた。しかしそれだけではダメだ。これからの3連戦はいずれも5位以内の上位対決。ここを超えるか超えないかで今年の結果が見えてくるだろう。前半戦で言い続けていた『一戦必勝』はここからも同じだ。

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