悔しい結果となった国立マッチ
日程のキツイAway連戦をドローで終え、迎えた国立競技場でのArdija戦。前売り時点で58000枚出ていた注目カード。お互いWEリーグクラブを持つこともあって、12時からWE、16時からJというダブルヘッダーもあり、この日は1日サッカー三昧となった。
昼のWEリーグはJEF ladiesが先制されるも追いつき、後半の終盤に劇的ゴールで突き放すもアディショナルタイムに追いつかれて2-2のドロー。前哨戦として勝ちたい試合ではあったが、25000を超えるWEリーグ記録を打ち立てた試合としては果敢に戦っていたと思う。試合後の拍手と選手達の涙がそれを物語っていた。
そしてJ。前半、相手のデザインされたCKからのセットプレーで早々に先制を許す。Ardijaはだいぶ対策をしてきたようで、中々波に乗れない。そんな中、エドゥが負傷により横山と交代。それが怪我の功名になったか、横山を中心にパスが動き出す。そして左サイドを抉った前からのクロスがファーに動き出していた石川の頭にドンピシャで当たり、同点に。ここから怒とうの攻撃を繰り返すも中々ゴールが割れずに前半は1-1で終了。まさに首位攻防戦であった。
後半も立ち上がりから怒とうの攻撃を繰り返す。しかし、好事魔多しとはよく言ったもので、こちら前掛かりになっていたところをクリアされると相手にカウンターで持ち込まれた。全員で必死に戻るもオウンゴールという結果に。それでもまだ時間はある。ここからさらにギアを入れるが、相手も必死に守り通す。そしてCKからの流れでカルリーニョスがヘッドを決めたかと思えたが、その前に手を大きく振ってボールに当ててしまい、2枚目のイエローから退場。一人少なくなったが、それでも全員必死に戦い抜いた。だがそれも虚しくタイムアップ。1-2で終了し、下位との差が縮む結果となった。
結果として3試合勝ち無しとなったが、大事なのは連敗しないこと。次も上位の今治だが今後のことを考えても勝利は必須だ。